日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆米連邦地裁に否定された大統領(令)に会う安倍首相

 自称アーリア系米国人の蛮族たるD.トランプが、運営を託されたアメリカ合衆国政権運営の為の長官人事が、政治思想的不具合者を少なからずに選択したばかりに、議会承認が遅れに遅れ、夏季初頭にまでずれ込むのではないかと見られてもいる中で、各国政府に因る、反米(反トランプ)を以って為すあからさまなる批判が増々にして広がるばかり、大統領就任祝いに真っ先に駆け付け乍ら、帰国後は一転してトランプ批判に回った観の在る英国宰相のメイ女史、EU離脱を国策として掲げ、間近に控えた英国で在ればの為せる業と捉えれば、尤もなる対峙姿勢の見せ付けとでも言うべきもの、だが、其の他の国家に因る、即ち、米国が従来に於いて同盟国と看做していた国家群からも、反トランプに通ずる批判が、斯くも数多く見せ付けられると、何故か逆に、額面通りの批判として受け取るには窮屈さえ感じ様と言うもの、基より、斯かる、あちらこちらからの反論の浴びせにもめげず、カエルの面にションベンの態を崩さずに措くD.トランプ自身の、あっけらかんとして為す政治姿勢を見せ付けられると、余計に、其の疑いを強くするもの、まともなる方向にでは無く、不条理なる方向へ動いているのではないかとの懸念に、今は、揺れ動きもするのである。

 不条理を露わにして屁とも思わぬD.トランプに因り、米国への入国制限国に指定された七ヵ国の首脳からは勿論の事、オーストラリア首相と電話会談しては主張内容が噛み合わず、一方的に電話を切ると言う、礼を失する短気さも知らしめたD.トランプ、また、隣国であるカナダ国首相からは、明確に、D.トランプ政権が緊急政策として掲げた、基より、大統領令にサイン済みの政策をも含むのだが、其の人道上に悖る行為で在る事も去ること乍ら、国際社会の通念をも完全否定するバリヤーの敷設など、とうてい同意する事は出来ないとまで言明されて終うと言う、所謂、白色人種国家をして、永らくに於いて、其れも秘密裡に享有されて来た、チーム エシュロンを形成せし五ヵ国(米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)連合の中の、ニュージーランドを除く国家の仲間からさえ、斯様な言葉を以っては批判され蔑まれてもいる現実を見ると、何処となくキナ臭い、遣らせの出来芝居に思えてならずのもの、即ち、チーム エシュロン五ヵ国に因る、此処まで酷い、下手糞なる三文芝居を見せ付けられると、どうしても其の様に感じざるを得ずのもの、況してや、我が国の傀儡子宰相たる人物が、特に、今は米国共和党に力を注ぐ、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の政治的前衛に対して傅き、D.トランプ政権をして、必ずや国際社会を牽引する人物であると錯覚、若しくは勘違いする形で援助しようと一念発起、欧州各国に遅れてはならじとし、来る十日には、米国大統領D.トランプとの間に日本国を護って呉れる様に会議を持つ役割をこそ務めるらしいのだが、巧く事が運ぶかどうかは未知数、基より、そうはならずとする淡泊にする見方が多数を占めれば、増々にして疑心暗鬼にさえなる所、得体の知れない<主>をして尊崇して已まない、日本国家宰相である安倍晋三が、米国に拠り国家賓客として招かれしイスラエル国首相であるB.ネタニヤフ氏に続いて呼ばれるのもまた、意味有り気に措かれるが故のものと考えざるを得なくなるのである。

 日本の政治経済的有能者の中にも、D.トランプとの間に押し進める早期の首脳会談、乃至は、二国間協議は、相手たるD.トランプの為そうとする、確とした国家戦略すら未だ不明に措かれている中で、況してや、国家理念すら知らされずの現状にも在れば、敢えて、異国の権力者が向かうとすれば、火中の栗を拾いに行く様な危険こそが大き過ぎ様と言うもの、時期尚早で止めて置けと言うのもまた、理路整然として理解し得るもの、但し、米国の傀儡子宰相たる安倍晋三であれば、日米首脳会談をして真っ先に為そうが為すまいが、はたまた、二国間協議をどの国にも増して早く押し進めようが押し進めまいが、無関係には措くもの、傀儡子宰相の為し得る事が何かと言えば、予定されしシナリオ通りの役割りを、しっかりと演技し執り行うだけではあるのである。即ち、安倍晋三政権が、紛う事無き米国の傀儡子であるか無いかは、其れ程の時間は必要としない、と言う結果を示して呉れるのでは在るのだろう。

 本来、アメリカ合衆国オバマ政権の後を担う政権が、押し進めるべき政策が何かと言えば、D.トランプが現行に於いて執り行う、斯くも卑猥で醜く、都会のど真ん中に肥え桶を大量にぶちまけては、其の上を、背広コートを翻しては滑り遊び、狂気的雄叫びを発してみせたり、入国禁止国を設定し、到着次第、調べもせずに入国審査官に一任、逮捕や帰国を命じては、独り嘲笑ってみたり、高い関税を掛けるべく排他的経済施策を設けたりの、所謂、時代錯誤の愚びたる政策等の強制敷設には、努々、戻してはならずのもの、況してや、己なる国家米国が仕出かした、軍事力を以って為した、不条理を本にする結果事象が指し示す、已むを得ざる緊急避難での逃避や戸惑いに因る国家捨て去りをも否定、不条理の中で死を選択せよと断ずるかの如き受け入れ遮断と、其の地で生まれし者は、老若男女問わずに戦い続け、苦しみ足掻き続ければ良かろうとの、所謂、生き延びる術一つ無き人々に対する支援否定の振る舞いは、神を否定するにも等しい、反省一つ無き行為たるもの、斯かる惨い仕打ちを自業自得のものとして捉え、平然として執行するD.トランプが、国際社会は基より、アメリカ合衆国本国の民からさえ、受け容れられざる行為であるとの批判を受けるのもまた当然と言えば当然のものでは在るのだろう。即ち、D.トランプの、愚びたる政策決断を促して良しとする、所謂、悪しき政策布設に繋がる源流に潜む、言わば、斯くの如き「自業自得」の檄の飛ばしが、いったい何処から生じて来ているのか等の病理を知らぬ侭、即ち、自国米国の戦後に続く、敗北のみを引き摺る実戦的外交活動の継続と結果に、戦後最大の因が潜んでいる事を、何一つとして知らず、且つ、学ばぬ侭、D.トランプは、質の異なる愚行を勝手放題に冒そうとしているのである。

 米国に於ける雇用の拡大であるとか、金融資本を以って為す投資であるとかの、所謂、日本国からの手土産を携えて訪米する事を取り決めたとされる傀儡子宰相の安倍晋三だが、日本人的思考感覚からすれば、時代錯誤の<朝貢外交>を以って為す摺り寄りにも似た卑屈なるもの、基より、国際的に見ても、袖の下の遣り取りをも暗示、指し示すものとして理解もされれば、芳しからざる日本は国でもある、とのレッテルすら貼られ兼ねずのもの、基より、米国社会からは、日本と言う国は、脅せば何でもやって呉れる国で、便所掃除や反吐の処理はおろか、汚れに汚れた尻拭きをすら平然と遣って呉れる、都合の良い国で在ると看做される傍ら、H.クリントン女史に一票を投じた米国人から見れば、理性も理念も無き日本は、差し詰め、主体性すら無き<守銭奴>が跋扈して已まない国で在るとの、歪にする印象をすら与え、愚者で不埒なる人物をして、更に増長させる国家日本では在る(在った)と、D.トランプ政権亡き後は、言われる事の必至な、蔑まれし国家にはなるのであろう。

 傀儡子宰相では無い、日本国宰相が今に於いて為すべき事が在るとすれば、タックスヘイブンの実質的撤去に因る、不具合にするバリヤーの一掃と類似行為の禁止、並びに、罰則の設けであるとか、民主自由資本主義国家社会体制を執る国連加盟国に於ける、国税関係の平準化や標準化、其の他諸税の採用等と国際的統一<税>制度の採用等々、遣らなければならない事、即ち、ルールの徹底を原則とする規範作りは山程には在るもの、基より、民主自由資本主義国家社会体制の永遠にする、理性を以って為す存続のためにも、必要不可欠なる其れは条理の求めと言うもの、基より、黄系や茶系、赤系や黒系、若しくは、白系等々の、所謂、現状の惑星である地球上に住まう人類の須らくが、不可侵の権利たる生命権を一とする諸権利の享有として合意、其れに続く、民主自由資本主義国家社会体制の敷く普遍的理念に、抵触する事の無い範囲内での自由裁量権の採り入れは、其々の国家群には認められると言う、律令の標準化、乃至は平準化をこそ押し進める時代に、資本主義社会を是とする人類社会は至ってもいる事を、提言する事なのであろう。基より、猫に小判、馬耳東風の無法者D.トランプには聞く耳無し、とは為すのだろう。

 火中の栗を拾いに行く安倍晋三日本民族として、自尊心を喪う愚者に対する跪きなど、一つとして見たくも無いのである。