日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆制御不能に陥った政権政党。 其の九

 米国の狡猾にする術策にまんまと嵌っては引き込まれた第二次世界大戦(別名:大東亜戦争、太平洋戦争)では、核爆弾二発をして有色人種殺戮の仕上げとする三百二十万人の日本人犠牲者を出し、大惨敗を喫した日本帝国、更には、戦勝国群が立ち上げた、戦争犯罪者を裁く国際法廷の東京裁判所布設で、戦争犯罪人として裁かれ、東条英機を含む七名の旧日本帝国指導者が当該法廷で極刑を宣告され執行されたが、一方、戦犯として処刑こそ免れたが投獄され、終戦間際には隠密裏に財(金塊等)を形成して隠匿すらしていたと噂される岸信介(旧姓佐藤、元満州国総務庁次長)と、戦犯としての訴追こそ免れた佐藤栄作(運輸次官)兄弟、基より、日本帝国の戦争犯罪者として巣鴨プリズンに囚われの身となり、刑の執行を受けていた兄の岸信介は、獄中に於いてであろう、シオニストユダヤ系大財閥資本家エージェント群(米軍人)との間に、隠匿せし金塊等の返還を含む全面隷属と服従の申し出を為し合意成立、金塊等の何%かは彼等、岸信介佐藤栄作両者の管理下へと密かに引き渡され、戦争で完膚無き迄に叩きのめされては崩壊せし日本の政治経済をして立て直すべく、且つ、吉田茂翁をして国家再興の任に当たらせた其の任を補完して引き継ぐべくの主導的人材(米国の傀儡子政治家)として活用すべく、白羽の矢が彼等二人の兄弟に対して立てられ、刑の執行を解かれては引き渡されたのである。基より、米国の真の支配者で在り差配者でもある、シオニストユダヤ系大財閥資本家群との間には、上述せし岸信介佐藤栄作兄弟をして紹介し面通しさせた人物、此れこそが、吉田茂翁其の人であるとも言われているが、一説には、吉田茂翁の側近として詰め、GHQと直接に亘り合っては戦後日本社会の形をすら決めていた、所謂、吉田茂の腹心で在り国際的な実業家でも在った、基より、語学も堪能な”白洲次郎”なる人物が、直接に、岸信介兄弟との面通しの任に当たったのではないかと目されてもいるのだが、何れにせよ、体制的に見れば吉田茂翁の手で為されしもの、而も、米国政府支配下の中で押しめると云う戦後政治の線引きと展開でも在れば、白洲次郎のディープにする関与は疑いを容れずのもの、岸信介終戦当時47歳)、佐藤栄作終戦当時42歳)の(蝦夷一族末裔の)兄弟は、斯くして、”金塊等”を手土産とし、日本帝国をして難無く手に入れる事と相成るのである。基より、米国政府を通して日本帝国を支配下に治めたシオニストユダヤ系大財閥資本家群にとっては、上述せし両兄弟に対し国家運営を委託した等と言う事は更々に無かった事は言う迄も無い。

 8月6日の広島県原爆投下被災記憶日に引き続く、8月9日の長崎県原爆投下被災記憶日に、国連事務総長とともに慰霊祭の式典に出席参加した異邦人傀儡子宰相安倍晋三自由民主党総裁)、何食わぬ顔で今次も出席、而も、淡々として亡き犠牲者に対する鎮魂の辞を述べた様だが、彼の心底など誰にも解せずのもので、且つ、量れずに措くもの、一つ言える事が在るとすれば、其れは、核兵器に関わる全面禁止(製造、所持、使用)条約に彼は同意する所か、賛意を示した事すら一度として無く、且つ、核原発の新たなる布設、並びに、国際社会に対する積極的供給の推し進めは勿論の事、日本列島に於いて停止中の原発の全面的再稼働にも積極的に後押し、同様に、更なる原子力産業の開発と推進に国家予算を付けて(シオニストユダヤ系大財閥の有する)原子力産業を護り抜くと云う、言わば、シオニストユダヤ的政治姿勢を明確にする安倍晋三にも在る以上、日本民族の視点や国際社会の視点で彼を判断しても無理で在り無駄と言うもの、基より、傀儡子宰相に政治的に為す判断力はおろか、選択肢すら無ければ、彼が国権の座に就く毎年に於いて非難を試みても無理無駄で在る事は言う迄も無く、天に唾する如きもの、致し様を知らない、日本国家の多数を占める日本民族自身の頭の中身が、実は、問われてもいると云う事である。

 余談にはなるが、精神疾患著しい人物に在りながらも、一年半にも亘る間、現に大統領として君臨し続けているD.トランプは、大統領選に於ける得票総数では、民主党候補で在ったH.クリントン女史に<300万票以上>の大差を付けられて下回ったにも拘わらず、昔乍らに措く選挙制度の妙と、ロシア連邦政府のH.クリントン女史潰しの<SNS工作>が奏功、本来であれば合衆国大統領の椅子になど座る事の出来ない、或る種、名誉欲絡みの泡沫候補として消え去るべき命運にも在った人物、D.トランプが、八百万の神々(投票せし合衆国市民)の気紛れさを誘い、H.クリントン女史に対して選挙制度を不利に導いて終い、落選すべき人物をして大統領へと送り込んだのである。基より、単純直接選挙方式を制度として採用していれば、三百万票の圧倒的差を付けてD.トランプ候補を退け、H..クリントン女史が第45代アメリカ合衆国大統領として其の任に就き、TPP条約廃棄も無ければ、イェルサレムへの大使館移転も模様見として履行せず、「イラン核合意」も遵守し続ける事で、波風絶たずに中東に於ける和平も増加、米朝会談こそ為されもしなかったろうが、日本に対するカジノ法案の押し付けも為す事は無かったろうと想定されるもの、勿論、貿易戦争も無ければ、此れ程の山火事もまた発生しなかったろうと推定、いやっ、断定すら出来るのである。今更言っても栓無き事だが、此れまた神(合衆国市民)の導き給う所、現に遭遇させられる不条理や不運さは、須らくが、八百万の神々(国民)が選択せし結果としての運命では在る。

 一方の日本はと云えば、米国とは政体としても異なるもので、国家宰相の選択は間接選挙に因るもので、直接的には政党名若しくは個人名を記して両院国会議員を選択する間接選挙手法に拠るもの、宰相の座に就く者は、議員に選ばれし個人と政党帰属議員として選ばれた議員個人の中から、多数を以って選択される者が就任する事と相成るのである。2006年からの一年と、2012年から現在に至る迄の六年間、安倍晋三は国家権力の座に就き続けてはいるのだが、文字通りに解すれば、自民党を一とする複数の政党から、或いは其れ等の政党に帰属する議員から広く支持を受け続け、国権をして執行するには最も相応しい人物で在ると、勘違いや錯覚を含めて、認め続けられているが故の累計七年の宰相職在籍であり、同時に、国権の座に座る当該人物の選択に当たっては、直接的に選択する議員側への見返り(利得等)も当然に在るだろうとの 利益誘導もまた期待されての支持であり七年間でもあった事は言う迄も無い。即ち、安倍晋三をして巧妙に動かす<B&A群>の存在すら知らない与党議員群が、勿論、野党群をふくめてもだが、知らない人物群が多く、且つ、無関心に措く人物群で、日本の議会は溢れかえっている事を知らしめてもいるのである。

 既に、戦後世代(1945年生〜)が大勢を占める日本社会に在って、今更乍らに、国家として執り行う政治には主体性が何一つとして見られず、且つ、無く、其の基本部分の須らくは、米国をして真に支配し、且つ差配すらしている件の、シオニストユダヤ系大財閥資本家群(傘下組織)の合意や指図等がなければ、何一つ進まず、動く事もまた無い、との国体の実体を披歴した所で、岸信介佐藤栄作が執政せし世の時代であれば未だしも、耳を貸すものもまた少なからずにいたろうが、故佐藤栄作政権が退位してから既に半世紀近くが経過、而も、長州勢(岸信介佐藤栄作等)とはウマが合った中曽根康弘元首相が退任してから既に三十年以上も経っていれば、如何に現在の宰相たる安倍晋三が、<B&A群>に磨かれては推挙され国会へと送り込まれ、米国の傀儡政権を担った故佐藤栄作に引き続く安倍晋三が人物で在ったにせよ、米国をして真に支配するシオニストユダヤ系大財閥資本家群の覚え目出度き、日本国に於ける彼は、全き<傀儡政権>であると声高に言った所で、真に受けるもの少なく、左すれば、日本もまた米国同様に、八百万の神々たる国民自身が現状の政体に満足して良しとし、条理の覚醒など無用としている間は、天変地異を一とする数多の不条理事象は、日本国家国民に降り掛かる事と相成るのであろう。