日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆制御不能に陥った政権政党。 其の十三

 最多の総理大臣輩出県たる山口県民の手を離れ、挙手起立要員が数多に集う日本民族主体の自民党国会議員の一人として預けられ、自民党総裁として首班に担がれ、あまつさえ、国家行政府の長たる内閣総理大臣玉座にまで上り詰めた安倍晋三、通算では在るが斯かる玉座に、今や、七年間の永きに亘っては座り、今また党規約改定に拠り、三年乃至無期限(再度改定)の、自由民主党総裁の椅子に留まり、基より、内閣総理大臣玉座に座るべく、積極的に支配党下の挙手起立要員に対して支援工作を展開、何時もの如く、或る者には、権力と同時に多くの手当てが確実な「大臣の椅子」や「副大臣の椅子」の臭い嗅がせを以って、また、或る者には「政務次官の椅子」や「各種委員会の委員長席の椅子」を翳して、内閣総理大臣に指名されし暁には”確かに反対給付を保障しよう”との、鼻薬を嗅がしては為す事前運動を展開、勿論、安倍晋三個人に対する、挙手起立要員の議員個人に因る、猟官活動をして平然と為す者も少なからずに居るが、其れでも尚、自らに一票を投じて呉れ乍ら権力の椅子が足りず、何等かのポストにさえ付けぬ者には其れなりに価値のある、所謂、権力の椅子の選に漏れし挙手起立要員には、大枚にする現ナマか、若しくは、其れに匹敵する何かしらの利権を、自らの任期中には与えると云う気配りを以って、安倍晋三と、傀儡子安倍晋三をして背後から操る<B&A群>は、今次の党首選に措いてもまた臨むのであろう。

 山羊一万頭に毎日札束を喰わせても有り余る程に潤沢なる、大叔父から父、父から自身へと引き継がれた<資金/金塊、現ナマ等>を占有支配し、更に、其の背後には、米欧日中の政治経済をして略掌握下に治め、自由自在に差配統制するシオニストユダヤ系大財閥資本家群、其の傘下の<B&A群>が付いても居れば鬼に金棒で怖いもの無し、敢えて怖いものを上げるとすれば、潤沢なる資金等の臭いに敏感に反応を示し、何処からともなく自薦他薦で群れ集まり続けるアウトロー集団が在るのみ、況してや、政界は勿論の事、経済界から文化界、教育界からスポーツ界、メディア界から法曹界へと、広域にする主導的社会層に対する、<B&A群>の工作に因る、支持と協力を基にする洗脳行為が奏功してもいれば、九月に向かえる自民党総裁選に於いて、安倍晋三をして蹴散らす隙は殆ど無し、時間を掛ければ、弁舌巧みに話しをし、安倍晋三など其の足許にも寄せ付けず、持てる政治的知力同様に、二段も三段も上の頭脳明晰さを有する元大臣の石破茂であろうとも、出て来れば紛う事無く、追い落とす為の障害は布設される筈、即ち、元大臣石破茂の出馬に横槍を入れる目的の為にだけ出て来る、石破茂落としの鉄砲玉、つまり、現職大臣野田聖子のお出ましとなる筈ではある。

 挙手起立要員四百名有余の自民党員を擁する両院議員の内、略、其の七、八割方を安倍晋三側は抑えたと豪語するだけに止まらずに、胸まで張って見せる、所謂、安倍晋三お抱えの政治評論家もいるのだが、同じ自民党員でも国会議員と同数の有効投票数を持つと言われる非議員の地方票も在れば、山口県以外の地方党員にこそ、数多く、宰相<安倍晋三>個人にに対して根強い不信感をこそ抱き、且つ、早急に排除しなければ日本国家社会は早晩、潰れる破目に陥るで在ろう事を危惧する、地方党員もまた多く存在すれば、<安倍晋三 vs 石破茂>と云う両者の戦いでは、国会議員票の八割方を安倍晋三側が制したにせよ、地方党員票の九割方をして石破茂側が制すれば大逆転となり、安倍晋三の野望は瞬時にして消え失せ様と言うもの、基より、確率こそ低いが可能性はゼロとせずのもの、左すれば、安倍晋三の背後で、様々なシナリオを書いては陣頭指揮を執る<B&A群>は、少なくとも、野田聖子女史をして支持するであろう、岐阜県等の自民党員地方票をして、石破茂に投じさせずに外し、野田聖子大臣をして総裁候補に立てると云う奇策もまた読み取れるのである。勿論、野田聖子が総裁選に出馬するには、総裁候補を推す二十名の推薦者が必要となるのだが、実態は安倍晋三派閥たる細田派が取り仕切る事となるもの、首尾よく安倍晋三が三選を果たせば、泡沫候補たる野田聖子をして功労者とする閣僚人事をこそ、<B$A群>はシナリオを描いて準備をしているのだろう。

 此処まで見て来ると、既に勝負ありの観も否めない現状だが、其れでも尚、疑問に思うのは、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三が掲げし革命的政策に基づけばだが、七年間にも上る間総理大臣の玉座に身を預けながら、国家政策の実体としては<何も為さず、何も顕さず、何も発せず>の侭、即ち、成果として現れるべき果実は、皆目実りを見せずに不明の侭に終始、上記三無に終わり続けし中、其れこそが恥ずかしくも無く国家宰相の椅子に座り続け、問われて口を開き言を以って発すれば、嘘と虚言、まやかしの弁を駆使、若しくは、白を切り通すだけに終始する答弁をして唯只管に繰り返すだけ、”アベノミクス”として総称使用する政策フレーズ等は、其れこそが、数十年も前の錆の付いた、レーガノミクスの二番煎じで受け売りのもの、元々が虚空の弁で其の実体はと云えば、言葉をして弄んだだけでしか無きもの、況してや、新アベノミクスの布設何ぞは尚更の事、異国(人)にのみ巨利が移動する構図が直視出来れば当然に、日本国家社会に繁栄の実感等湧く由すら無きは当然のもの、彼がお仕えするお相手は、「天皇家」や「日本国家国民」に措くのでは無く、米国をして実体的に支配し差配する、件のシオニストユダヤ系大財閥資本家群にのみ措くもの、即ち、安倍政権が誇示するべくに成果として掲げる、具体的例証を以って掲げし政府機関、GPIFに因る胸を張る成果としての数字は、其のまま鵜呑みにしてはならずのもの、日本国家が所有する米国債同様、何れはシオニストユダヤ系大財閥資本家群の資産として計上されるべき、其れこそが百数十兆円もの大枚、だからでは在る。

 過ぎ去りし日の国会で通過させた法案の中に、”カジノ賭博法”とでも言うべき法律「IR推進法」は、国会閉会間際に、自民、公明、維新等の絶対多数を以って、法案の成立とは相成ったが、当該法案審議の終盤で質疑応答の答弁に立った傀儡子宰相安倍晋三が何と答えたのかと云えば、「わたしは(カジノも博打も)遣った事が無いので、、、(解らない、答えられない)」と、答弁した言葉が、未だ耳に強く残るもの、彼のバックに就きし<B&A群>がシナリオを書いては法案として提出させし「IR推進法案」、という事が明々白々にして解るもの、一事が万事此の様なもの、彼の政治的手腕に成る国家国民の為の政策成果など、何一つとして存在せずのもの、況してや、「IR推進法」なるものはD.トランプ傘下企業も参戦すると言われる、所謂、米国カジノ企業の為にこそ法案は成立させしもの、日本国家国民の為には決してならずの其れこそが悪趣味にする法案、民族の魂一つ込められてもいない事を、現政権を率いる安倍晋三の為す腐った政治そのものが教えてもいるのである。

 其の様な傀儡子宰相安倍晋三の為す不条理にする政治の実態を、而も、延々と七年にも亘って間近に見続け、いやっ、小泉純一郎政権時に迄遡れば、北朝鮮国に因る日本人拉致事件解決に向かって動いていた小泉首相に、政府要人として付いて行き乍ら、一部拉致被害者の仮の帰国を見るや否や、真っ向から異議を唱えては日朝合意事項を反故にさせ、結果は、宰相たる小泉純一郎が、拉致被害者の部分解放(五名)をして、日朝合意事項のものと北朝鮮側に認めさせ、且つ、北朝鮮に残されし当該五名のご家族の解放と帰国の為に、宰相で在った小泉純一郎をして再び北朝鮮国を訪れさせ、金正日委員長に対して懇願させると云う、所謂、拉致問題の解決、並びに、和平交流に向けての日朝間交渉は、其の時点を以って終わらせると云う、言わば、米国が想い描きし北朝鮮政策をして、副大臣格として同行し、付いて行った”シオニストの傀儡子”安倍晋三が代行して遣らせたのは、夙に知られた拉致解放突然停止の現状にまで至る事実ではある。結果は、両首脳が為さしめた日朝合意を、舌の根も乾かずの間に覆させた、安倍晋三の横槍が本でご和算になり、拉致被害者五名と、其のご家族のみが帰還すると云う、中途半端に措く拉致問題の解決をして終わらせたのが誰在ろう、拉致被害者の解放は永年の悲願で在り、わたしの政治的使命であるなどと、恥ずかしくも無くぬけぬけと今尚ほざく、傀儡子宰相安倍晋三をして現下に目にしてもいれば、通算九年や十年以上にも及ぶ期間、傀儡子為政と虚言塗れの為政そのものを間近に目にしている事にもなる自民党の幹部連にも在れば、彼等もまた同じ穴の狢、自民党に対する信用などどうして与えられ様か。

 左すれば、其の寡黙にして地味なる言葉遣いと、大局的観点から政治を見つめ、決して無駄口は叩かない動きをして得意技とする、自民党の現幹事長たる二階俊博(79)や、元幹事長の細田博之(74)なる派閥の領袖もまた、現宰相安倍晋三に因る、十年以上も前から、主体性無き政策の吐き出しや、何を遣りたいのかがさっぱり解らずの、掴み所の無い政治内容や執政、並びに、隠し事の多い外交活動をして延々と見させられ乍ら、其れでも尚安倍晋三クンに付いて行き、支持するとの、共なる決意を聴けば尚更に、自民党の”長老等”もまた地に堕ちたものだわいと言わざるを得ずのもの、此れでは、日本民族主体の国家社会は何れ遅くも無い時期に、家畜人間奴隷牧場へと追い遣られ、シオニストユダヤ系大財閥資本家群が最終章として企図する、ロシア連邦の平定へと向かう<B&A群>の尻馬に乗せられ、足軽要員として、日本民族は只消え去るのも已むを得ざるもの、日本民族の得意技たる仲介行為、即ち、米露間に割って入り、地球全体を破壊する可能性の高い戦争をして止めさせるどころか、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の手駒として動かされ、百万人単位で炭化させられる民族とはなる筈である。実に恐ろしきは政権与党長老幹部群の無知、無知に勝るテロルは無いのである。