日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆政治的功績どころか、日本国家を危うくするだけの政権。

 日本人拉致被害者解放に向けての北朝鮮国との話し合い成果の未成就と云い、北方四島の無条件返還に関わる日ロ和平交渉の前進全く無き停滞続き外交と云い、はたまた、沖縄県民に対する戦後の、一時としての安らぎすら無き、米国と日本政府に因る奴隷擬き(占領)政策の押し付けと云い、北朝鮮国との間に、日本人拉致問題をして一部とは言え日朝両首脳で直接話し合い解放し、五名(家族を含めて十名)の故国帰還へと導いた小泉純一郎政権(2001年~2006年)を除く他、戦後日本社会を担う事となる数十名もの我が国権力者(政府)の何れもが、国権保持者に見合うだけの仕事など殆ど為し得ずに短期間にて引き下がり、永く務めればつとめたで、其れは権力者自身に備わりし政治的力量に因っての永き務め等では無く、銃口をして背中に突き付けられる中で、突き付けられし者(達)の思うが侭に嫌々乍らも働いて見せるか、若しくは、命令的に伝えられし意図を斟酌、進んで意向に沿い働くかの何れかには在ったもの、基より、日本国憲法制定以降に絞ってみれば、前者は一年足らずや二年未満の政権任期で、権力を中途で手放した権力者数22名を数えており、後者(傀儡子)と思しき、三年以上を務めし権力者群は8名に上るもの、とはなるのである。

 基より、国際社会総意に拠る承認で自主独立を果たした戦後の日本国に於いて、其の後の実態はと云えば、戦勝国たる米国より銃口を突き付けられし侭に突き進んだのだろう、政治行政そのものは米国流儀そのものの態、勿論、政界も官界も其の総てが全て、銃口を突き付けられていたと云う事では無いが、少なくとも、米国の明示(乃至は暗示)して来るが侭に、咀嚼しては理解、従米政策に移し替えると言う行政手法を選択、特に、故吉田茂や故岸信介、或いは故佐藤栄作中曽根康弘、更には現役宰相たる安倍晋三等は、斯かる実質上の支配国たる米国に従い、且つ、倣うべく、進んで親米政策を受け容れた事は云う迄も無い。基より、永き間に亘って政権を担った自民党政権の中には、日本国としての政治行政の実体に何処と無くの違和感を感じ、国家としての自主自決性を重んじる必要が在るとして、実体的に肌で感じる米国の、銃剣こそ突き付けられなくはなったが、政治経済的圧力をして必死に拭い去ろうと努めた、所謂、故田中角栄首相や故橋本龍太郎首相、並びに、元首相の小泉純一郎鳩山由紀夫、更に、首相の地位にこそ就く事は無かったが、現自由党代表たる小澤一郎等が抵抗を試み、自主自決権を行使すべく遣って見せたが、悉くに、自民党政務官でも在った安倍晋三を一とするB&A群に因って撥ね退けられ、元首相小泉純一郎に至っては、米国に相談無しに成功させた北朝鮮国に因る日本人拉致被害者解放を、僅か五名の帰還成功で終息させられてしまい、剰え、自身の後任には、B&A群の長として、米国の為に長年に亘って活動し蠢いていた安倍晋三をして、日本国総理大臣に就任する様に動かされた事は云う迄も無い。

 一期目の総理大臣就任(2006~2007年)こそ実力も伴わずに演技も下手で、而も、現に見られる様な厚顔さも持ち合わせず、僅か在任一年と云う短期間で宰相職を断念、母上様助けてと云わんばかりに病院へと駆け込んでは政権をこそ退いたが、二期目以降(2012年~現在)の宰相職を向かえる七年間と云うもの、歴代の親米権者が<主>として尊崇し信奉する、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の派遣する<B&A群>に徹底的に調教訓練され、洗脳されたのであろう、厚顔無礼にする言動や振る舞いをこそ時として国会(予算委員会等)で披露しては演じて見せるが、虚偽答弁はする、白は切り通す、質問者に対して(総理大臣の身の上に在り乍ら)性懲りも無くヤジを飛ばし続ける其の様は、議会(国会)軽視、乃至、無視に迄至る、言わば、唯我独尊を以って演ずる傀儡子為政者の確信的演技の押し進めと云うもの、其の様な、<B&A群>に徹底的に馴致調教された国家宰相たる安倍晋三が、宰相就任一期目となる2006年にまで遡り、或いは、宰相就任二期目ともなる、2012年に迄遡った其の時に、自らに課せられたとされる、所謂、外交上に於ける国家課題を披瀝せし時に、国民に向かって云った言葉、更に言えば、政権三期目ともなる2018年にも、同様に断言した言葉を、我等国民は決して忘れている訳では無いのである。

 其の言葉とは、即ち、北朝鮮国との間の拉致問題の早期解決(日朝間の”国交回復”と迄は云っていない)で在り、日露両国間に於ける北方四島の無条件一括返還合意に至る日露和平条約の締結が在るとの政権公約(発言)が、宰相安倍晋三の口から吐き出された事を、其れも、爾来何度となく繰り返しに吐き出された事を、我等日本国民は忘れた訳では無く、覚えてはいるのである。基より、今年に入ってからも、上記国家課題とされる二題に在っては、新たな形容詞まで付して云った事を覚えてもいるのである。即ち、拉致問題に関しては、私の手で首脳会談を開くであろうと言ってみたり、日ロ問題に関しては、プーチン大統領との間で(政権掌握中に)決しなければならない事を同意したと迄言って、やる気を見せた事も忘れてはいないのである。

 だが、然し、通算にすれば八年間と云う、日本国の戦後政界にとっては稀有にする長期間を、所謂、虚弱で、且つ、反社会的政治活動こそ遣って見せてもいるが、目立った政治的功績など何一つとして無き、此れだけ永い間国家宰相職をして執行し乍ら、また、上述せし北朝鮮国との間の拉致問題の全面的解決や、ロシア連邦との間の北方四島無条件返還を伴う和平条約の締結二題を、外交上の主要公約(政策課題)として掲げ明言して措き乍ら、其の何れも、”田舎の肥やし”では無いが、掛け声(掛け肥え)だけに終わり、而も、一歩でも進展したどころか、共に、後退に陥る可能性の高き局面すら見させられてもいれば、安倍晋三と云う人物が独り永く執行し続ける政権が、実行力が欠如しているだけに止まらず、政治的能力そのものが欠け、在るものはと云えば、虚言の吐きと白の切りを核とする、所謂、手渡されしシナリオの読み急ぎが在るだけで良かろう訳も無く、更に、拉致問題の解決策に至っては、米国大統領D.トランプに対する、二度にも亘る仲介依頼が頓挫を見ると、性懲りも無く、「(今度は)わたしが直接(金正恩との交渉に)出ていく番であろう、、」と、出来もしないでは無く、遣りもしない言葉を吐いて見せ、国民からの批判を瞬時に交わしてみせたのである。斯かる、ああ云われればこう答え、こう言われればああ言って遣り過ごして見せる手練手管は詐欺ペテン師の真骨頂の現れと云うもので、俗世に現れている忌々しき犯罪事案の数々、即ち、オレオレ詐欺振り込め詐欺事件、或いは、「アポ電」に因る押し込み強盗や、老人宅の箪笥預金を狙った凶悪強盗殺人事件等の新手の犯罪は、”親の背中を見て子は育つ”なる格言に示されるが如く、紛う事無く、悪さをしても巧妙に官憲の手を逃れて胸さえ張る、上述せし国家権力者の存在が大きく影響、犯罪者(乃至は予備軍)をして心強くし、剰え、勇気付けてもいるからでは在ろう。

 彼が就任せし2006年から、はたまた、少なくとも、二期目の政権を担う2012年から今日にまで至る、上述せし外交課題二項目の解決を政権最大の公約として掲げ乍ら、成就どころか一つの進展すら見ず、更に言えば、相手国たる北朝鮮国やロシア連邦から、嘲笑たる”せせら笑い”すら聞かされもすれば、何の事は無い、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三の後背には、彼が<主>として尊崇する所の、米欧の実体的支配者で在り差配者でも在る、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の存在が、貧乏神の存在と疫病神の存在として同居し、チラついて見えているが故のもの、そりゃあそうだろう、沖縄県民70%の反対にもかかわらず、沖縄県辺野古沖の米海兵隊基地建設をして強行してみたり、数十兆円を投下してミサイル防衛網の建設や戦闘機の百数十機にも上る代替整備、或いは、大量の戦闘用重火器等の購入配備等々、対露(或いは、対北朝鮮国)用軍事基地化構想の強化に向けて動く安倍晋三政権に、どうしてロシア連邦政府が、「ハイッ!、日ソ不可侵条約を一方的に破ったワタシども(旧ソ連邦)が悪うございました」と謝罪し、「日本国の希望する北方四島全てを還しますから露日和平条約を早々に締結しましょう。」等と言うで在ろうか、基より、米軍基地の辺野古沖に於ける新設工事が無くても、新民主自由資本主義国を自任し乍ら、理性的条理を以って為す社会的底上げが遅々としてすら進んでいない、今や其の他大勢のロシア民族の一人となった感すら在るプーチン大統領率いる、狡猾なるロシア連邦国が、日本国に対して僅かと云えども、力尽くで奪い取った領土領地は還す事も無いのである。

 基より、異邦人傀儡子宰相安倍晋三は、日本国民の一人として自発的に、上記外交課題解決に向けて動く事はもはや無きもの、成し得るかどうかは不明に措くが、己の尊崇する<主>たる、シオニストユダヤ系大財閥資本家群傘下の<B&A群>の指示さえあれば、動いて見せない事も無く、斯様な国家権力者をして、我等道々の民は良しとし、政権執行を延々と委託し続けてもいるのである。