日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆日本の若き政治屋にまた一人の疫病神がとりついた。

 去る5月11日、ロシア連邦が現に、日本の排他的領土でも在る北方四島の施政権をして、不当にも、74年間にも亘って占領支配し続ける最中、斯かる日露関係に措かれた中で、ロシア連邦側判断に因るビザなし交流で訪れた、国後島北方四島の一つ)で、当該交流の顧問を務めた日本維新の会衆院議員)の丸山穂高(35)が吠え、基より、酒を呑んでの出来事かどうか迄は知らないが、六十五名の参加員を擁したビザ無し交流の<懇談会>で、第二次世界大戦の経験者にも在られる日本側団長に詰め寄り質問、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?、反対ですか?」と大声で質問したと在る。団長は即座に応え、「戦争はすべきではない」と、正論を以って答えたとの事だが、さらに丸山穂高議員は糾弾調に曰く、「(黒白をつけるには)戦争しないとどうしようもないっ!」と発言したとも言われ、後日、訪問団員等から然るべくに正す抗議を受けたとも在る。

 当該維新の会党員丸山穂高の、何が拙くて駄目なのかと言えば、常に不条理下に措く戦争の悲惨さを全く知らず、且つ、実体験不足の社会的未成熟さにも在り乍ら、東大卒で官僚出身と云う、言わば、エリート意識のみ強い若者が、一向に前進を見ない日露関係を短兵急に結論付けて捉える事で、人生経験深く、且つ、幼少期に在ったとは言え、戦争の悲惨さを身を以て知り、話し合いの重要性をこそ知り尽くす、吾等が先人たる日本側(人)団長に詰め寄り、「戦争をしないとどうしようもないっ!」の<決>や<同意>をして逆に求める何ぞの、其の短絡さと社会的未成熟さ、並びに、政治的甘えの構図に独り溺れる、維新の会の若造の存在に薄気味悪さすら感じるのである。此れが、日本の将来を担うであろう政治家としての一人かとも、、、。

 ロシア連邦(旧ソビエト連邦)が、先の戦争で対日宣戦布告を以って日本から奪った領土であると一貫して主張、現に領有権を掌握してはロシア人をして現に移民下に措き続けるもので、所謂、斯くの如くに主張され続ける日本国の排他的領土たる国後島古釜布にまで行って、而も日本維新の会所属を自負し、日ロ問題にも精通すると自負する現役国会議員(ビザ無し交流委員)の彼が、日本の排他的な離島とは言え、現地に住まうロシア連邦の要人周囲に面会を求め、北方四島一括返還に関する意見を訊ねたり、且つ、一括返還に関わる見解を求めてみる等は一切せず、日本人のみになった懇談会(夕食会)の席上で日本側団長に詰め寄り、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?、反対ですか?」と、智恵も知識も無い何とも始末の悪い愚びたる若造の如き質問をしてみたり、「戦争をしないとどうしようもないっ!」なる駄目押しの言葉を吐いてみたりは、吾等老齢の域に入り、厭戦文化が邪悪なるものとして定着した観も在る道々の民からすれば、内弁慶の餓鬼(甘ったれ小僧)が、親の陰に隠れては他の子等に悪態を吐いては勝ち誇るにも等しいもの、酒を呑んでの弾みとは言え、三十歳をして現に超してもいれば、受け容れられる由などは無きもの、衆院選挙(大阪十九区)をして彼に一票を投じて呉れた人々に対しても、頭を丸めて土下座し、議員職を辞して懺悔としなければならないのだろう。

 その様な愚言をして真顔で吐くのであれば、其れこそが、日本国衆院議員のバッヂを外し(衆院議員を辞職し/国家主導者に無い事を確認後)、ロシア連邦の首都で在りWHも在るモスクワに赴き、ロシア連邦政府にも、ロシア民族の主流を占めるスラヴ系民族にも解る様に、理路整然と説明、上述せし悪態を吐き、官憲に拘束され様がされまいが、モスクヴィッチ(モスクワっ子)に訊ね歩いてみてはどうだろう。斯かる、不意にする行動に移る事が出来るかどうかは不明だが、恐らくは、喧嘩一つした事も無く、勝ち続けて?来たで在ろう内弁慶の(小賢しい)彼の事、討ち死に覚悟で、独りで、ロシア連邦に乗り込む事も出来なければ、赤の広場等で、而もロシア語の大声で、戦争の良し悪しを訊き、質す事すら侭ならずに、狂人の一人として強制送還の運びとはなるだけだろう。

 酸いも辛いも弁えつつ在る筈の35歳にもなり乍ら、此の程度の内弁慶な偏向せし質問しか為し得ない、日本維新の会のエリート党員気取りの丸山穂高議員は、問題が発覚せし数日後には、「離党届」を出したとの事だが、受理されずに除名処分を喰らい、其の腹癒せでも無かろうがSNSに投稿、一切の責任を取る事無く、残る任期は、所属政党無しで単独で政治活動を為し、議員報酬だけはキッチリ頂くとして投稿して見せたのである。彼に一票を投じた者はどう思うかだが、一言言わせて貰えば、一切の責任を取ると言う事は、そう言う事では無いだろう!と云いたく、且つ、一票を投じて呉れた選挙民の方々にも国民にも、勿論、「天皇家」にも向かって詫びるべく、肚を切るか、左も無ければ、国会議員職をして辞し、数年間の禊を済ませ、北方四島返還問題の条理在る解を得た其の後に於いて、一人の主導者として国会議員に出るか出ないかを判断すべきもの、責任を取ると言う事はその様な判断をして言うのである。我等日本民族の大人を舐めてはならない。

 戦争を作為して、奪われし領土を奪還すると言う事は、元々が、現日本国憲法に於いて禁じている行為(国際紛争をして武力を以って解決すると言う行為、憲法九条に記載)であり、基より、現日本国憲法制定以前の、北方領土被占領に関わる事で、戦争行為を勃発させても構わぬとでも<丸山穂高>は言うのであろうが、其れでは訊こう、勝てる勝算は一つでもあるのか、オマエはどのポジションでロシア連邦との戦争行為に加わるのか、更に、日本列島にロシア連邦所有の核兵器搭載ミサイルが何発、或いは、何十発発射され、何十万人、何百万人の夥しい数の炭化せし死者が出るか等、少しでも考えた事は有るのか、其れとも、米国軍が日本列島の隈なくに於いて盾になって呉れている為に、北方領土に対する日本国からの侵略を被っても
、手出しはしないであろうとでも読んだ上での、<丸山穂高>議員の其れは寝言でも在るのか、と、聞いてみたい所では在る。

 其の点では、君と実に似通った大バカ者が、現に総理の座に座り、而も、累計八年にも及ぶ永い間総理大臣の席に居座り続け、北朝鮮をして挑発し続け、何がそうさせたのかは解らぬが、今でこそトーンダウンしたかの如くに”軍配”を下向きに修正、無条件で北朝鮮国と話し合いに応じるべく戦略の転換を見た様だが、其れは、己が先頭に立って戦争の犠牲になる事を嫌い、唯々、戦争の指揮棒を揮う事のみが、多くの国民にも見透かされて終ったが故の意趣返しが在ったが故のもの、件の若者議員もまた、その様な意味でも大バカ者、即ち、異邦人傀儡子宰相と同じ外交手段の過ちに措く轍を踏んではいるのである。其の様な似非主導者に、日本民族が何故に国権を任せられ様ぞ、任せられる由も無いのである。

 序に減らず口を叩けば、日本維新の会を除名されし者が、若し、無党派への転出での議員残留活動が認められたり、且つ、赦されたり等は、其れこそが在ってもならない事、即ち、日本維新の会の党員として当選せし議員が、議員歳費として保障される報酬をして、国会議員個人の排他的特権であるとして看做し、厳しい党員資格剥奪を受け乍ら、国会議員職を続けてもならない事は、言う迄も無く政治的道理と言うもの、何故ならば、国会議員としての権利のみを十二分に行使出来るのは、唯々個別では在るが、各政党、乃至、個人で国会議員へと出馬し、且つ、現役政党員に中っては、円満離党が成し得た者のみが為し得る(主張し得る)行為、左すれば、あなたは日本維新の会と云う所属政党から、好ましからざる人物として除名処分まで喰らった輩、即刻、議員辞職表明を為すべきが潔き行為であり道理でも在るのだろう。其の、議員辞職に至る重みをこそ知るべきである。日本維新の会の党員として立ち乍ら国会議員にこそなったが、選挙民は俺の政治的力量をして認めて呉れたが故のもの、だから、馬鹿な発言をした事で、日ロ領土問題に禍根をこそ与えて終ったにせよ、其れでも大阪十九区の市民達はその様な私の、酒に酔っての戯言とは言え、大体に於いて認めて呉れるだろうし、また、議員職も続けて良しとされ、何千万円もの年収も確保して良いとされるだろう等と、国民を舐めて貰っては困るのである。