日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆参院選後半戦、政権与党の驕りが垣間見えた前半戦。

 参院選後半戦に差し掛かった今、どう見ても自民党の独り勝ちとしか映らない現状で、参加政党はどれ程の数に上りやと一瞥して見て驚いたのは、胡散臭い政党名(失礼!)が斯くも多く集まったと言う事よりも、よくぞ此処までの名称を付した政党名を以って、勝てるかも知れないと皮算用を立てたのであろう、よくぞ金のかかる”国政選挙”に挑んだものだわいと世相の支離滅裂振りに寒心する次第である。

 議会制民主主義の原点となる協議手法を軽視、且つ、骨抜きにして終った安倍自民党政権続きで、気付かずの内に国民そのものが社会的にも追い詰められ、逃げ場を失いつつ有る中で、国民社会を救うべくの役割を担う、所謂、主力野党陣営の離合集散と、其れに因る政治力固まらずの態は、国政選挙が現実下に始まっている中ですら<集票力>を持たず、結局は、投票せずに”投票した積もり”に身を措いて棄権行為に満足するか、右往左往間近に迫る日本国民の投票権の放棄で、<安倍/自民党政権>をして間接的に支援する事にもなるのだろう。

 政治的立ち位置をして日本国に其の軸足を措かぬ、”貧乏神と疫病神”を後背に抱えし安倍晋三自民党政権のまたもやの勝利(?)は、或いは、改選議席を含めて全体の三分の二を超す完璧なる議席獲得となる勝利は、近い将来に於ける<日本民族国家>の早期自滅を招来するだけにとどまらず、上記参院選選挙戦勝利の数字次第に因っては、あの精神分裂病状態にある合衆国大統領の言うが侭、為すが侭に日本国家は不条理に突き動かされ、国益を損ねる数多くの強制を強いられるだけに止まらず、遣りたくもない戦争をして強いられる可能性を押し付けられ、日本民族の殆どをして炭化させ得る不幸を生ぜしめるのであろう。何度も云うが、精神疾患著しい合衆国大統領D.トランプが理解していようがいまいが、時間的幅こそ在るが、今より後にはロシア連邦の倒壊と滅亡を目的とした、乃至は、スラヴ民族に対する民族浄化を目的とした、史上最後となる戦争が企てられている筈である。

 参院選の投票日まで残り一週間を切った今、自民党の中堅幹部なる、自称安倍晋三先生の懐刀で在り、右腕でも在ると任ずる、所謂、「森友、加計学園疑獄事件」問題等で、重責を担った可能性が取り沙汰されている”胡散臭い人物”(女性宮家の創設に反対する人物)が、毎日の様にメディアに顔を出し、強面を以って名前を売っているが、彼の面構えを以ってすれば、朝鮮半島出身系(日本国民の75%を占有)と言うよりは、寧ろ、安倍晋三と同じ大陸系蝦夷一族を彷彿とさせるもの、だからと言う訳でも無いのだろうが、安倍晋三とは類が類を呼び会うのであろう、馬も合い、人間的に惹かれ合ってもいる、と言う印象にすら映るのである。悪いと迄は言わないが、其の彼(荻生田光一/自民党副幹事長/衆院議員)が、NHKの政治討論番組で見せた、婉曲にで有り乍ら鋭い舌鋒に因る野党腐し、特に、日本共産党に対するのっぴきならない闘争心は尋常ならずに映るもの、三、四十年前で在ればいざ知らず、立憲君主制をすら認めてもいる日本共産党の今日に於いてすら此の有様で在れば何をかいわんやのもの、五十六歳と云う現状の齢を考えれば、日本共産党に対する相当の負い目、乃至は引け目をすら感じてもいるのだろう。基より、知的に、ではある。

 参院選では在っても、此の侭に自民党の圧勝に推移すれば、来る八月には米国にとって大きな利益となるであろうと断定される、所謂、米国大統領D.トランプに因る、日米経済交渉の日本側からの最終回答が、米側の一方的有利に運ばれるだけに止まらず、ペルシャ湾やホルムズ海峡等を航行する自国の商船(タンカー等)は自国で護るべしとのD.トランプドクトリンに則り、自国の船を護って貰いたければ”金を払え!”、”さも無ければ、イラク国との取引を止めて国交も断絶し、米国からシェールオイルを買う事だ!”と、極めて乱暴な物言いを「安倍自民党政権」に押し付け、呑ませるのであろう。基より、異邦人傀儡子宰相安倍晋三にとっては、願ったり叶ったりのもの、二つ返事でO.Kを出す事にはなるのだろう。受け容れる以外に、傀儡子宰相安倍晋三の選択肢など在る由も無いからである。

 斯かる、日本国家社会をして奴隷視(扱い)する米国大統領D.トランプの、非道性や非情性、非人間性、錯乱性等々に引き摺り回されぬ為にも、日本国家国民は、大勢に於いて自民党には勝たせても圧勝だけはさせてもならず、可能であれば、其の穴埋めとして、日本共産党立憲民主党の野党二大勢力に登場し、輔弼して貰いたい所、あの様な何処の国出身の馬の骨やら判らぬ餓鬼同然の厄病神大統領に、ヘイコラヘイコラしてはご無理ご尤もと平身低頭、首を垂れて従う様は、醜き日本国態様と言うもの、如何に安倍晋三アメリカ合衆国の傀儡子宰相に在る事を自負しようとも赦されざる国家態様そのもの、選挙権者たる国民が負わなければならない責務と言うもので、如何に日本国家社会を75%にも亘って構成する日本民族が好ましからざる人種で在ろうとも、根は純粋にして無垢なる人間の集まり、基より、熱し易く冷め易い気質を持ち、感化され易い性格にも在るが、悪気は無いのである。

 公明党の山口なつお党首は言う。「政治に安定が無ければ、国民に繁栄は訪れぬ、、、」と。果たしてそうか。その様な欺瞞に満ち満ちた定義は受け容れられずのもの、単純に日本民族をして見下してはならぬのである。安倍晋三に因る、日本民族一億総奴隷化への誘導が<繁栄の証>とでも言う積りか、日本民族を侮ってはなりませぬ。