日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆D.トランプ、斯く語りき、俺に”ノーベル賞”をよこす義務がある、と。

 自らが抱える”欲”充足の為だけに、いやっ、少し噛み砕いて言えば、己の権力欲の充たしや金銭欲の充たしの為だけに、持ち得る最大限の権力を使ってはパフォーマンスとして実践、国民にアッピール、而も、大統領(職)執政開始当初から現在に至るまで、ダラダラ且つ延々と、上述せし欲の充たしに向けただ只管に走り続ける様は、古代史に於ける国家権力者層に縷々見受けられる権力(執政)態様では在ったにせよ、帝国時代の挟まった此処百年の期間に於いてすら物珍しい其れは政治態様であり、ヒトラー独国)やムッソリーニ(伊国)、レーニンスターリン(ともに露国)、或いは、毛沢東周恩来(ともに中国)、乃至は、F.ルーズベルトやH.トルーマン(ともに米国)等には、一癖や二癖こそ認識されても、決して認められる事の無い我欲に対する執着であり現しと言うもの、まさに餓鬼同然にする振る舞いと同質に措くもので、精神疾患著しきもので無ければ決して為し得ない立ち居振る舞い、即ち、政治的”業”ですら在るのだろう。

 其の、国際社会秩序破壊の真っ只中に在って指揮を執る国家権力者D.トランプは、ミサイル攻撃を以って被害を受けたサウジアラビアの石油タンク施設の下手人をして、イラン国政府に因るサウジ国に対する戦争の仕掛けであると断定しながら、戦争は最悪の選択肢、他の異なる選択肢もあれば時期を早め、必要な他の対応措置を執るとして公表、早速にして出して来たのが、イラン国中央銀行に対する、近々に為す相応の措置を執るとの発表とともに、同盟国サウジ国に米軍の増派を併せて決定するとさえ、D.トランプ大統領は決断したのである。

 一方、上述せしテロ攻撃で、”我等が遣った其れこそがテロルである”旨のフーシー派スポークスマンの明言すら、D.トランプ大統領に因って脆くも否定されたイエメン国反政府組織は形無しのもの、とは言え、其れでも尚下手人の疑いが濃ければ、D.トランプ発言は一体どう言う事なのかとという事にもなるのだが、其の通り、2001年3月11日にNYで起きた同時多発テロルを想定させるもので、所謂、サウジ国人テロリスト集団を大量に用いて為したアフガン二スタン国/イラク国攻撃の為のマッチポンプ劇の創出と云う事にもなるのだが、下手人はともに、D.トランプをして企図せしめ、謀略乃至策略を疑わしめるもの、更に言えば、戦前の日本国家をして大東亜戦争(乃至は日米太平洋戦争)へと駆り立てた米国の謀略、乃至は、策略すら、此の一連の流れからも窺い知れるのである。

 期せずして(大統領選挙手法が織り成す妙や綾で)、合衆国大統領にまで上り詰めて終ったD.トランプ、偶々で在るとか偶然であるとかはアメリカ合衆国内だけに止めて措いて欲しい所では在ったが、そう巧く行かずは世の常、合衆国大統領職に与えられし国家権限が教える所、況してや、アメリカ合衆国と言う国家が、名実ともに、国際社会に於ける政治力や経済力、乃至は、軍事上に於ける最大級の威力や火力、並びに、核兵器搭載ミサイル数万発の破壊力すら保持してもいれば、向かうところ敵無しのもの、国際社会は、狂人につける薬無しとして、怒らせぬ様だんまりを決め込むのが精々のもの、少なくとも、今期(2021年1月)限りでのD.トランプの退陣は必須であろうと読む(乃至は希う)国際社会は、唯々、残るトランプ政権任期をして、此れ以上深刻にならぬ様に黙過し続け、自国には被害が及ばぬ様にのみと願うばかりではあるのだろうが、そうは問屋が卸す筈は無いのだろう。

 北朝鮮国を騙しては、米国内世論に向け和平に対する重要性の認識をして示しては訴え掛け、また、ホルムズ海峡内で邦船タンカー隻等を含むタンカーをミサイル攻撃を企み実践させては、米軍をして当地に派遣させる、所謂、護衛料に見合うフィーを、商船通過国に応分にして出資させるであるとか、更には、サウジ国の石油タンクをしてミサイル攻撃したのはイラン国の謀と、推定では無く断定を用い、そうであるが故に、米軍がサウジ国を護るのは必然の業とし、事と次第に因ってはイラン国に対する宣戦布告の権利をして留保するとの言い分すら、米国D.トランプ大統領(政権)は言って見せもするのである。

 言うならば、唯我独尊に陥った米国の、異常人格を有する国家権力者は、戦後74年に在ってさえ、数多くの大統領(H.トルーマンからD.トランプに至る迄の13名に上る大統領)を輩出しているアメリカ合衆国ではあるが、此れ程のおぞましくも在る異常人格を有する大統領は、日本国に核爆弾を落としたH.トルーマンを除き、見受けられた例は無く、其のH.トルーマンでさえ、三度目の核爆弾の投下だけは自制したとされてもいる。悪質さの点では同質ともいえるが、其の異常的性格と言う点では、D.トランプを凌駕する大統領は、彼を除き、今の所、生まれた気配は無い。

 また、近々に於いては、”此れ程の世界和平に貢献している私D.トランプにも在り乍ら、(オバマ前大統領には呉れても)ノーベル賞(平和賞等)を呉れない(受賞させない)ノーベル委員会は、実に可笑しな機関である、(見直すべきである)!”と、言ったとかを聞けば、増々にして背筋に冷たいものを感じ取るのである。