日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆大型クルーズ船の入港を拒否した安倍政権、大きな過ちを犯した。

 反社会組織の色彩を増々にして濃くしている政党たる自由民主党、而も其の自民党総裁で、今や虚言吐き名人の異名さえとり、且つ、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三総裁の、後背にすっかりこびり付いては憑りつく<貧乏神、疫病神>が跋扈誘導する現状の日本社会、此れまた、漢民族中国でも、愈々、習近平国家主席の後背にも<貧乏神、疫病神>が憑りついたのであろう、新たなる肺炎発症の病原体となる「新型コロナウィルス」が(中国広東省でのサーズウィルス/2012年/に引き続き)発生、湖北省武漢市を中心に拡散を広め、水際防止対策もものかわ、日本を一とするアジア各国から欧米諸国へと拡がり、増々の拡大化傾向すら見せようとしている、予断を許さぬ状況下に現状は在る。

 ワクチンの開発どころか、病原体に関する未だ特定されずの正体不明に在る中で、また、ピークの気配すら全く感じられない中に在って、病原体拡散の温床ともなる、つまり、人的感染がより強く斯かる病原体をして拡散させているとも言われる中で、其の最たる人的接触環境の一つでも在る、大型観光船(船名:ダイヤモンドプリンセス)が、患者発生可能性での行き場を失って、詰まりは、アジア州域国群に於いては、新型感染症への大量の患者対応は対処不能として、寄港地の一つである横浜港への入港が許可されはしたが、入港後、乗客、乗務員併せて3700名有余の内、熱も高く、咳も出て具合の良くない数百名程度の人々に急遽検査を実施、僅か一週間足らずの内に、体温の高い、或いは、具合の悪い乗員<数百名>の検査結果はと言えば、既に船外搬送されて隔離病棟へと送られた感染者を含め、今では三割近くにも及ぶ人々が陽性反応を示し、また、示した事で、乗員全員に対する検査と対処療法が求められても居るのである。

 基より、外国船籍で大型クルーズ船に因る緊急的避難の勃発でも在れば、行政府(主として厚労省、外務省等)をしてコントロールする政府の役割高しと言う事にもなるのだが、案の定、貧乏神と疫病神を後背に抱え込む優柔不断なる安倍晋三政権にとっては、忖度上手な官僚どもの入れ知恵で中々にして英断が下せず、結局は、模様見での対処へと舵を切った様だが、結果、部分的検査の実施から、既に、一週間以上を経過した事で罹患者が拡大、上述せし罹患比率をして示す事と相成り、而も、感染の検査を未だ受けてはいない三千名以上の艦内足止め者からも挙って要望を受けてもいるのである。アジアをして観光源とする巨大艦船も陸続と続き、且つ、其れ等の中には陽性反応者も出た事で入港禁止を喰らい続けている艦船も現われ、アジアの中では比較的に医療施設の整う「日本国」に、其の役割を担うべくの視線が集まり、無言にする注目が集まっても居るが、此処でもまた異邦人傀儡子政権安倍政権は決断し得ず、政府忖度に重きを措く官僚群と、<B&A群>が書き出すシナリオ書を求めて、待ちの状態に措かれてはいるのだろう。

 元来、世界周遊を主目的とする大型観光船(事業)が、即ち、M/V”Q.エリザベス号”等であれば、日本の港を一とする東南アジア各国へ、年に何回かは寄港していたものが、即ち、世界周遊の中に組み込まれる形で、東南アジア各国へと周航されていたものが、世界をして周遊する長期間の観光とは別に、アジア向けに単独で、而も、日本や中国を拠点とする、言わば、アジア主要国巡りに限定した、大型クルーズ観光事業を営むと言う事業者が現れた事で、近年、急激に其の需要を伸ばしてきたのが此の大型クルーズ観光事業、基より、14億人の人口を自国に抱え、経済的に見ても、此処十年近くの間は、米国に次ぐ世界第二位の総合的経済力を誇りもすれば、必然的に、船舶を利用した大型観光事業が拡大化するのは必然をして伴うもの、勿論、世界周遊をして主目的とはせず、中国をして中心とする、比較的中規模な、所謂、北はロシア連邦から西はインド国辺り迄を周遊(事業)範囲とする、アジア等の領域をしてカバーする観光事業を主目的としてはいるのである。大型クルーズ船の船舶運航事業者は、米国資本家やEU資本家が多いと聞く。

 勿論、当該大型船を投入したクルーズ事業の運営そのものが悪かろう筈も無く、利用者にとっても、また、利用される側(国等)にとってもメリットの多い観光事業で在る事は、2020年度の訪日客数をして<四千万人>をも見込む、安倍晋三政権ですら疑問符を抱く事では無かったろう。しかし乍ら、今次の不測自体の発生の様に、中国湖北省武漢市を中心として突発的に、而も、人間をして襲い掛かる様に発症、其の感染(伝染)力の強さと言い、人に与える危害の速さと言い、予想以上のものであった事は、先の「サーズ ウィルス」をして上回るもの、即ち、手を拱いて見ているだけではあっという間に14億人口中国をして舐め尽くし、其の内の4,5億人は、黄泉の世界へと、必ずや、送り込む事にはなってもいるのだろう。

 幸いな事に、新型コロナウィルスに感染したと思しき乗客が途中下船した事が判明、3700名有余の乗員、乗客を抱えた大型クルーズ船、M/V ”D.プリンセス”号は、日本国政府の適切(?)なる判断によって、横浜港への入港(事前許可が必要)が許可され、検疫上の問題と接岸バース利用上の問題で、今は、大黒埠頭に係留された侭となっている。基より、未だ、乗務員や乗客の全てに新型ウィルスの感染症に関わる検査が必要かどうかすら、国家として決めても居ない現状にもあれば、また、検査をして進める度に、罹患者が出ていると言う現実下にも在れば、遠からずの内に、人道上の問題から、須らくの乗員乗客をして対象とした”検査”と”病院等”への移送治癒等の判断は為される筈で在るし、且つ、為されなければならないものである。

 異邦人傀儡子宰相安倍晋三は、上述せし大型クルーズ船M/V ”D.プリンセス”号に対してこそ、日本の港での受け入れこそ命じたが、其の後に続く、所謂、感染症に関わる同じ様な軌跡を辿る大型クルーズ船に関しては、受け入れキャパシティー無き為、香港や台湾等が拒絶した様に、日本もまた出来ない受け入れとして判断、在ろう事か突っ撥ねて断ったのである。基より、D.プリンセス号に関わる感染者数の完全なる数字的確認こそ取れてはいないが、主要国に入港そのものを断られた件の船舶M/V ”ウェステルダム”号は、主要国からの入港拒絶を受けて断念、急遽入港をして了解したカンボジア国へと南下、上陸そのものを認められたと言う顛末の様で在る。

 大型クルーズ船、ウエステルダム号の入港拒否を安倍晋三は決断し、本船に通告した様だが、其れで良かったかどうかは別問題、アジア各国の医療(防疫)上の現況を考えれば、クルーズ船からの寄港要請をして日本政府は受け入れるべきが相当で在ったと思われる。結果は何れ出る事にもなるが、観光事業にも目を向ける安倍政権としては、東南アジア諸国に、斯かる新型感染症に関わる数千人規模の検査や対応等の緊急的措置が無理では在っても、此処は英断を下し、阪神地区や九州地区への入港先をこそ移して認め、時間は掛かろうとも、対応をして執るべきが道では在ったろう。

 来訪者の数を増やす事で銭儲けのみを考えるだけでは無く、この様なリスクの在る事すら事前に準備して受け容れ、観光事業の奨励に向かうべきでも在ったろう。入港を断るのは簡単だが、また、四千人弱にも上る大型クルーズ船の乗員や乗客の安全確保の為に、疾病に関わる検査機関や病棟等の手配、或いは、医師の準備、更には、薬剤の手配等、現時点に於いては無理難題に在る事は重々理解出来るが、時間さえ掛ければ何とかなるもの、アジア各国の医療等の環境(仔細は不明だが)を推し量れば、現時点では日本国が其れこそ助け船を出して事に当たるのが筋道というもの、基より、現下の対応能力と言う点に於いても問題は在ろうが、工夫次第で出来ない事は無い。

 ウェステルダム号は、カンボジア国政府の”取り計らい”で入港が可能となり、早速にして乗客の下船が開始され、何れ、乗客(三千名全員?)は其々の国へと、当該クルーズ運航事業者の費用負担で、母国へと戻る事が可能となる様だが、願わくば、その間に於ける、新型コロナウィルス等の発生や感染が乗員乗客等に見られぬ事を願うだけである。基より、無理なる願いとはなるのだろう。