日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆炭疽菌ばら撒き事件で見せた社会正義の顕現が、米国に遺されてはいるか。

 最も薄気味の悪い国家(群)は何処かと、つくづく考えさせられて来た此の四年間(乃至は此の八年間)、其れは言う迄も無く、アメリカ合衆国に勝るべき国家(群)は他には無きもの、基より、日本国民の総意としてでは無く、個人的にでは在るのだが、五十州全土に跨って一斉に成す大統領選挙手法の綾や妙で、全米五十州の政党(立候補者名)では、民主党候補者たるH.クリントン女史に、大凡、総計で<三百万票>の大差を付けられての後塵を排し乍ら、全米五十州に割り振られた選挙人の数(総数538名)をして、勝った者が州別の選挙人数を総取りし、選挙人過半の270名以上の数を制したものが合衆国大統領に任ぜられると言う、何とも時代錯誤のまやかしの選挙手法がアメリカ合衆国では未だに罷り通っていた事で、何と何とH.クリントン民主党候補者が敗残、<貧乏神と疫病神>を後背に控えし精神疾患著しい共和党(候補者)D.トランプが勝利したのである。此の四年間に関して言えば、此のD.トランプを大統領に抱えしアメリカ合衆国、が薄気味の悪い国家の筆頭と言う事になり、八年間にまで手を広げれば、其れは、勿論、安倍晋三政権をして擁立し続ける我が日本国家社会も、含まれると言う事にもなる。

 何度も云うが、民主自由資本主義国家社会をして自負して已まずのアメリカ合衆国ですら、実体は此の有様、過去数回、大統領(直接)選挙戦に於ける数州(フロリダ州他が取り沙汰されている)での投票不正行為疑惑で裁判沙汰まで起こし乍ら、解明は一切なされずに現有初期数字は効力を有するとのみ司法判断される始末、また、各州に於ける選挙管理組織に対する不正選挙の嫌疑が掛けられても、今も尚、有耶無耶の侭に放置されている事は御既承の通りで在って、社会正義の顕現が押し並べて働くであろうと、国際社会の誰しもが当然の様に考えられていたアメリカ合衆国社会制度下の、余りにもプアーにする現状に鑑みれば、二期目を制したJr.ブッシュも、H.クリントン女史をして制し、逆転で大統領の座を奪い取ったD.トランプも、今の姿は本来は見られる事もまた無かったので在ろう。と言う事は、アメリカ合衆国大統領選挙が、正確に、且つ、在るが侭に稼働し、機能して呉れていれば、米国史は基より、世界史もまた大きく異なるものとなっていたであろう事は疑いを容れないのである。基より、歴史に若しもは無いが、不条理の介入に因る、作為性迄をも否定する事は出来ない。

 其の通り、今でこそ偉そうな顔をして、新型コロナウィルス菌が米国にも爆発的に拡散(パンデミク)を起こし、幸運にも何故か大統領自身は感染せずに済みマスクもせずに、”オレは不死身である”かの如き振る舞いを続け、大統領選に有利と見れば、即、国家非常事態を宣言、国交閉鎖の布告に因り、資本主義そのものが危機に瀕するとして、企業群には必要な金融財政上の措置を執るべく急ぎ、三億二千万米国市民だけには一律、$1,000(邦貨換算十万八千円)をして、此の(史上最強の)D.トランプ様がばら撒いて見せると胸を張ったのである。総額35兆円余にもなろうか。

 其の前に、側近や取り巻きに、新型コロナウィルス菌に関わる感染者(陽性)を出し乍ら、大統領自身や大統領の家族、或いは、超一級の側近達には、何故に感染していないのかの理由は未だ示されておらず、また、二十年前の炭疽菌事件の時には、ばら撒かれた炭疽菌のDNA鑑定であるとか、諸々の分析等まで短時間に遣って退け、而も、炭疽菌製造元の場所特定にまで捜査を進め、現米軍研究施設(CDCの前身?)に辿り着いたとの捜査報告までメディアに証し乍ら、其の後は有耶無耶となり、一人のユダヤ系白人(学者)の四年後の自殺を以って手仕舞いとされた事件が頭を過ぎるのだが、パンデミック迄惹起させた今次の新型コロナウィルス菌に関して、武漢市での発症報告から、既に、三ヶ月を優に経過している中で、アメリカ合衆国で在れば遣っていて然るべき調査報告、即ち、菌を入手せし後の研究等に因る、発症源の特定であるとか分析内容、特に、新型ウィルス菌のDNA分析に因る、欧州のみならず世界的規模にまで拡大し感染した、同一と看做される当該新型ウィルス菌の性格(性状)比較すら公表されていない現状で、D.トランプ大統領が言ったとされている、アメリカ合衆国は抗菌薬を見つけ出し、開発した様だとの断定的言い分は、アッと思わせる様に、極めて疑義を残すものと見られてもいるのである。

 漢民族中国地方政府の高官がいみじくも口走ったとされる、”米軍の手で、ウィルス菌はばら撒かれた、、、”との言い分は、未だ全否定に至る理由や根拠、乃至、詳細なる反論は明示されてはいない。