日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆オバマ大統領も、朴クネ大統領も

 アメリカ合衆国を構成する49の州から、人口比例に拠る、代議員の総取りに由った選挙人制度によって選ばれる合衆国大統領、基より、斯かる、州を司る国民に拠る、(悪しき)間接選挙とでも称すべき大統領選である?と言われているが、少なくとも斯かる選挙手法を受け継いだ、戦後に誕生せし米国の、勇敢なる歴代大統領に限って言えば、己の政治理念に基づき、政治家として思い通りに、それも、実体的権力を揮って成し遂げた例は殆どが無きもの、よしんば、アメリカ合衆国誕生時の基本理念として謳い上げる、合衆国憲法制定時の規範通りに、合衆国大統領が理性在る条理を以って合衆国を主導牽引、然るべき国家責務に則る活動を率先して為していれば、国家社会正義を顕現せし大統領の殆どは凶弾に斃れているか、左も無くば、凶弾には斃れずとも、予備選(大統領選)そのものにすら出馬し得ずのもの、くどい様だが、戦後に在っては、動かされる傀儡子として、巧く、権力者の役回りを演じ、且つ、操者の求める意の侭に、然も己の考えで在るかの如くに演じ切れるかどうかの、まさに、巧拙そのものに大統領職は掛かるもの、大統領の生命に関わる安全保障は基より、大統領予備選への参加そのものが、既に、操者の目に適っている事が最低限の条件とはなっているのである。

 この様な戦後大統領の成し遂げた政治的軌跡、即ち、一期四年、若しくは、二期八年に亘る、米国大統領が為したとされる政治的功績等を具に見て行けば、唯一、J.F.ケネディー大統領のみが、核拡散問題等に関わる、言わば、操者の意に反した、ケネディー大統領自身が理念として持つ、核拡散防止等の政策活動を推移強行した事実が認められるもの、意に反した事は即ち、組織的とでも云うべき凶弾に因って斃される事を意味していたのであり、核拡散の防止を謳わなければ、即ち、ソビエト連邦への核兵器製造技術の供与や、中国毛沢東政権に対する核兵器そのものの供与と、イスラエル国に対するフランス国シオニストユダヤ系政権に因る同様の核技術の移転等々への大統領権限を圧しての反対が為されていなければ、弟のR.ケネディーともども不条理なる凶弾に斃れる事も無く、ケネディー家そのものが数奇な運命を辿る事も無かったろう。

 トルーマン元大統領から現職オバマ大統領に至る、戦後歴代の合衆国大統領の中で、唯一、操者の指示一つで動くだけの傀儡子なる態を受け容れなかったのはJ.F.ケネディー大統領が在るのみ、あのアイゼンハワーでさえ国政の全方位に目を配るだけの能力は無く、何かにに付けては為すシオニストユダヤ系大財閥資本家群の関与を、最後の最後まで撥ね付ける事は出来ず、大統領の椅子を明け渡し後に初めて楯突き、反論したと言われる言葉が、「軍産複合体は国家を滅ぼす素となる。」なのである、

 今、アメリカ合衆国の大統領はバラク オバマが二期目を担っており、その彼は、僅か五日前には国賓として日本国を訪問、ランディング早々に銀座のすし屋に招かれ、歯の浮いた様なF.Name(バラク/シンゾー)での呼び合いを以って親密度を強調していたのだが、40時間後に訪問せし韓国では、失礼にも、朴クネ大統領と記者団に向って日本国非難、即ち、戦前戦中に於いて、日本軍が朝鮮民族婦女子に対して犯したとされる強姦犯罪や、慰安婦として強制的且つ計画的に連行した、韓国人女性に対する拉致誘拐犯罪をも伴う犯行の数々をして、狂気/惨忍と切り捨て、日本国家を牽引する安倍晋三は真相を披歴する義務が在ると、オバマ大統領は額に皺を寄せ、明確に断じてみせたのである。

 現代日本列島に自活する民族の殆どは、在りし日の不条理なる戦争下に於ける我が一部軍人の獣並みの所業に対して、薄ら寒い疑念を抱いている事は疑い様もない事実で在り、基より、朝鮮半島を一とする外地に於いて為したであろう同様の人道に悖る不法行為もまた、確かな史実として現わされたで在ろう認識下に措いてはいるもの、戦争を知らぬ戦後に生まれし日本民族の一人とは言え、南北に分断されし朝鮮民族や、中国民族等に対する、謝罪心をこそ忘れる事のないのが日本民族の常とするもの、よしんば、米国人の一人でも在る、言わば、遣り遂げる戦争は習っても、遣られし賊軍の戦争を一度として教わっても居らぬバラク オバマ大統領が、其れ程までに確信的な、蔑みにも似た叱責の言葉を借りて日本国家国民にぶつけるのであれば、日本国滞在時に於いてこそ表明すべきが筋であり道、其れも、数週間前には日韓両国首脳の首根っこを掴むように己の両端に座らせ、仲直りを取り持つべくの仲介役を買って出ながら、韓国に入れば入ったで日本を腐す何ぞは衝撃を通り越して噴飯もの、更にはまた、TPPの交渉を米国の意向に巧く手繰り寄せ、日本国民の希望を完璧に砕いておきながら、朴クネ大統領を訪問すればしたで、何十回目、何百回目にもなる日本(国)政府叩きと非難を、朴クネ大統領の求めに応じて繰り返して見せたオバマ大統領、百歩譲って、彼が言う様に、戦前若しくは戦中の日本軍人は総じて、囚人並みの集団で在ったとしても、果たして、戦後の日本国民族もまた同様に悪質なる存在で在ると決め付け得、更に言えば、自国の米軍人や南北朝鮮半島の両国軍人、並びに漢民族中国軍人達の其の須らくが、悪党の為す行為など一つとして為してもいなかったと言い切れるのかは疑問を残す所、基より、責任転嫁を為す積りは更々に無いが、直接被害を日本軍に因って被らせられた韓国人婦女子であると主張し続ける朴クネ大統領の、執拗なる政治的怒りの露わしは扨て措いても、日本列島の地にもまた、少なくは無い様々な米国人の血跡を明確に遺している事実は否定出来ずに在るもの、勿論、須らくが悪態の結晶と迄は断定し得ずのものだが、何を意味しているのかを知った上で明言したのであれば未だしも、オバマ大統領が無知のままに知らずして経緯を曲解、不条理なる大東亜戦争が惹き起こした災禍、其の責任の須らくは日本国(軍)にのみ帰属するもので、唯一、日本国に帰せられる犯罪であると断罪するのは拙速で在り不当、基より、先の国際軍事法廷東京裁判)に於いては、其の様に拙速で不当な司法判断が、戦勝国軍の司法チームに因って下されてはいるが、そうではあっても此れもまた大東亜戦争と云う名の下に惹き起こされた不条理、我が父や祖父たちの犯したであろう犯罪の可能性もまた捨て切れずには残ろうと云うもので、其れは彼の地で為さしめられたとする悪行であり、また、須らくの是認を以って罪過が晴れるものでも無いが、日本軍人の全てが総て鬼畜生の徒党集団では無かったとも信じたきもの、戦争に潜む不条理性が為さしめた業で在るとして、国家責任を回避する積りも更々に無いが、戦勝国軍のトップに名を連ねては、その後勝手気侭に延々と、気に食わぬ有色人種国家群に対しては、大量殺戮乃至浄化抹殺を目的とする、生物化学兵器を含む爆弾を無差別かつ大量に投下、形勢が不利となればそそくさに逃げてはほとぼりの冷めるのを待ち、次なる獲物を追い求めるのを常態とする国家の、現代社会に現われし大統領が、享受して良しとする聖者の冠など、如何に、ノーベル平和賞を政治的に授与されたオバマ大統領とは謂えども、胸を張り、正々堂々にしてかぶれる由など何処を探しても無いのである。

 2011年に発生した原発事故に関し、危機管理がまるで成っていなかった在りし日の、菅直人が率いていた日本国政府以上に杜撰を極め、杜撰どころか、国家社会を条理を以って動かすべき、言うならば、政治経済上に於ける運営の潤滑油とでも称する本則や規則の定め、或いは、規定や規範の定め等が、韓国社会には系統的に在るのか無いのかを、学んだ事も比較対象に於いて付き合わせた事も無い為、公言するには憚れもするのだが、同祖同血にも在る朝鮮民族との誼に甘えて言えば、朴クネ大統領そのものには日本民族をして、軍事力を除いては、平伏させるべくの度量や器量は全くにして感じ取れずのもので、大統領登場以来一年以上を経過した今もなお、我が国首相である安倍晋三の一挙一動に着目、戦前戦中に於ける日本軍人に因る、韓国人婦女子に対する慰安婦としての強制連行問題、並びに、先に挙げた、不条理なる大東亜戦争を惹起せしめた日本帝国軍事政権は悪で在るとし、日本国家を裁く極東軍事法廷に於いても、あの日本を駄目にした藤原本宗家一族の政治的前衛に在った、自害せし近衛文麿等を除く、所謂、A級戦犯と名指しされる中で絞首刑となった東条英機以下七名に対する、死後に於ける昇天に基づく”蘘國神社”への現役首相の合祀を不服とする、反日嫌日/排日活動に没頭し続けると云う狭隘なる政治に堕し、条理を以って主導すべき韓国国民の選択すべき将来への道を狭めたばかりか、閉ざして終ったのである。

 日韓、或いは、日中の、二国間外交の閉鎖状態の非は日本国、就中、上記二点に付け加えて領土問題を発生させた、安倍晋三政権の懲りることの無い政治姿勢にこそ求められるのであるとの韓中の指摘は、児戯の我儘にも似たもの、何故ならば、韓中両国ともに、日本民族そのものが彼等と対等に生き続ける何ぞの考えは努々無く、彼等の前では、頭を常に低くして目立たぬ奴隷状態に生き続けるか、左も無くば、生存する事さえ悪として日本民族を看做し続けているからではある。朴クネ大統領が、二度にも亘り、いみじくも言った言葉が其れを物語るのである。曰く、「、、五百年経とうが千年経とうが、(日本国を)赦さない。」と。