日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆条理在る日本国民が試される日は近い様だ。

 ロシア連邦大統領ウラジミール プーチンとの会談が、都合19回目にも上る、”サァ どうだ、羨ましいだろう!”と自慢げに親指を突き立て、更には、お互いをしてファースト ネームの<シンゾー/ウラジミール>と呼び合う程の親密さにあると胸を張り、はたまた、言い難い事も平気で言い合える良好関係に日露首脳は措かれている等と言っては、ロシア連邦のウラジヴォストークで開かれた「東方経済フォーラム2017」に出席すべく、政権主要閣僚陣を引き連れては飛び立った宰相安倍晋三、補佐官等の話しに拠れば、意気込みは確かで十分、特に、プーチン大統領との間で交わすであろう日露首脳会談での課題、即ち、北朝鮮国に対する、石油ガスエネルギー資源、並びに、同石油製品等に対する全面禁輸を伴う国連制裁決議案への同調の求めであるとか、日露和平条約締結に基づく北方領土問題の無条件一括返還の合意交渉であるとかは、何時に無く期待が持てそうに在る等の、ニュアンスを含めたメディアを介した言葉も為された様に聞こえたが、いざ、現地ウラジヴォストークでの三時間にも及ぶ、其れも、最後の数十分は通訳だけを介して為された、日露首脳会談でもあったとの事だが、日露両首脳が明かす会談内容の蓋を開けて見れば、とてもとても、成果の上がった会談内容で在ったとは到底断定し難きもの、勿論、会談内容の須らくが披瀝された訳でも無ければ肯定も否定も出来る由こそ無いが、其れでも尚、安倍晋三に因る目線が定まらずの挙動不審が教える、中身無き会談内容に思いを致せば、やはり今回も得られるもの無く駄目で在ったかの理解になるのは当然のもの、とは云え、斯かる無価値無駄の伏線は見られてもいた様で、宰相安倍晋三に至っては、会談の前から其の表情に張りも無ければ、秘めたる強い意思など僅かたりとも窺えず、且つ、十九回目となるプーチン大統領との親密なる会談で在ったとは云え、会談の前も後もだが、落ち着きさえ無く映る彼の様子からは、既に、首脳会談そのものに、勝負ありきをこそ知らしめていたもの、首脳会談終了後に於けるスピーチでは、案の定とでも言うのだろう、夫々が夫々の成果をこそ強調して見せてもいたが、聞く価値無しの内容そのもの、其れこそ、話し合った内容のエッセンス全てを披瀝した訳でも無かろうが、上記に掲げた課題解決に至る合意点は何一つとして見い出せずに終わったと見て良きもので、全くのすれ違いに措かれた点すら明確に見て取れもすれば、19回目の会談であるとか、ファーストネームで呼び合う等の、其れこそが、忌憚無くモノの言える親密さに在る両首脳である等の、我田引水にする勝手なる自己評価の言い分は、日本民族の一人として聞いていて薄ら寒く感じるもので、尚且つ、身の毛がよだつ思いに駆られるだけでしか無いのである。

 基より、ダボス会議のロシア版とでも言うべき、其れこそがロシア連邦政府主導になる「東方経済フォーラム」の開催であり、大凡五十数ヵ国に跨る首脳を一堂に集め、会しての、其処は国際経済推進会議、主催国であり、且つ、主唱者たるロシア連邦政府のウラジミール プーチン大統領にしてみれば、北朝鮮国をも同フォーラムに招聘している中での対北朝鮮国「つまはじき要請」、逆に、取り様に因れば、極東ロシアに対する防波堤の役割すら果たす可能性を残す北朝鮮国の存在、換言すれば、付き合い方を間違えれば、ロシア連邦にとって、踵を返されては自陣へと攻め入る鉄砲玉の役割すら担う北朝鮮国と成り得るもの、左すれば、腐っても鯛のウラジミール プーチンが、そう易々と、米国の傀儡子宰相たる安倍晋三が示唆する、対北朝鮮爪弾き要請に応ずる様な真似事すら為さず、捨て置くのも道理、私(ロシア連邦)の執る北朝鮮外交が嫌で在れば、今直ぐにでも、米軍が護って呉れるていると信じている列島に戻りなさいとでも言うかの如くに、宰相安倍晋三が言って見せた様な会談内容など一言として触れず仕舞いに終わったプーチン談話、要するに、訪露前には、係官等に因って熱く語ってみせた、懸案事項二項目を含む課題の解決は、十九回目ともなった今次の首脳会談でも成果は生まれなかったのである。

 ロシア連邦大統領プーチンにとって、日米両国首脳の背後には、既に、貧乏神と疫病神が混在しては隠れ、居座り続けては動き回ってもいる現下に在れば、日米両国政府が待ち望む、ロシア連邦に因る火中の栗の拾い等、即ち、対北朝鮮全面禁輸政策の受け容れ等、遣る由すら無く、唯々黙ってみていれば十分と云うもの、時間が経てば勝手に、日米両国政府が自滅に至るで在ろうと確信すら出来てもいれば当然に、敢えて、核兵器の矛先をこそ自国ロシアに向ける、言わば、北朝鮮国をして不条理の選択へと追い遣る政治的駆け引き等せずとも、ロシア連邦自体は自国領土全体をして護る事が出来ると考えるのは、プーチン大統領は未だ草臥れ果ててはいない所から窺えるもの、如何に、政治的、且つ、肉体的な衰えをこそ隠せないプーチン大統領とは云え、まともな判断として、安倍晋三の為す下手な芝居に与せずもまた為し得る事を意味するのである。

 日本民族が条理の中核に据えて当然とする、所謂、其れこそが主導的政治家に対して求める、理性在る条理に基づく政治経済活動をこそ、究極的にも突き詰めて欲しいとの国民の思いが在る中で、特に、老若男女の大部分は”戦争行動”だけは避けるべきであるとする中で、其の国民条理に逆らい、且つ、抗うかの様に、自由民主党の政治志向や理念を変え、国民意識をすら変え様と、其れも、2012年以降急激に動いて来たのが誰在ろう、言わずと知れた現宰相の安倍晋三、即ち、欧米日中の政治経済をして実体的に支配しては差配もする件の、シオニストユダヤ系大財閥資本家群が、満を持して国会議事堂へと送り込んだ、傀儡子宰相の安倍晋三では在ったのだが、指示されし演技こそかなりの精度で出来てはいても、相手の出方次第では変えるべき対応すら異なれば、国会答弁に於ける質疑応答でこそ無いが、何十通りかの対応手段は整えて措くべきが筋にはなるもの、だが、<何十通りX何十通りX何十通り>の、目的遂行に向けた膨大なる量の応答内容をこそ、準備して対応すべきものだが、如何せん、傀儡子宰相たる<高名にするだけの>人物を介して為す、其れも、腐っても鯛の稀代の政治家、ロシア連邦大統領で在るウラジミール プーチンに対する其れこそが直接交渉とはなるもの、資質無き事は基より、頼みの綱とする援軍(シオニストユダヤ系大財閥資本家群)が遥か彼方に存在する中での、丁々発止を以って為す課題解消の二国間首脳会議、事後発表の内容が日露両国ともに違うのは当然と言えば当然なのである。

 日本国家国民をして漸く、理性的条理下の静謐裡に措いた今、遣ってはならない、若しくは、仕掛けられても嵌ってはならない不条理なる戦争へと、傀儡子宰相安倍晋三の手に因って誘導されつつある現下の日本社会、基より、此の侭に手を拱いていれば、一億二千六百万人の日本国民の内、六百万人の負傷者をして除く他は須らくが炭化、日本列島内に累々として横たわり、長々として降り続くであろう黒い雨が止めば、まさに其処は、想定不能なる地獄絵図の日本列島として現されもするのだろう。

 その様な地獄絵図さえ、日本国にもたらし兼ねない現下の傀儡子宰相安倍晋三に、ロシア連邦との政府間交渉に基づく「日露和平条約締結」も「北方四島無条件一括返還」の合意も成し得る由すら無ければ、北朝鮮国との間にも、話し合いを求めて訪朝すら為す事も無く、当然の事として、「日本人拉致問題の全面的解決」、並びに、同時に為すべき、「日朝和平条約」の締結合意に向けての話し合いの設定等、傀儡子宰相の安倍晋三に出来る由も無いのだろう。基より、此の侭の不作為を以って為す安倍外交の継続を赦せば、日本国が、此の日本列島をして一つ屋根の下に措いた天武天皇の御代から始まる国体をして手放し、消滅する場面の想定すら現実味を帯びる事とはなるのだろう。