日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆制御不能に陥った政権政党。 其の十六

 ”安倍晋三総裁候補が党規則に抵触、違反のおそれ!”とメディアに、申し訳程度に報じられたのだが、反応は疎ら、即ち、国家行政府内に於いて為した違反行為では無く、自民党の総裁選に於いて為された規則破りの不正行為が安倍晋三側に見付かったと云うもの、勿論、森友問題や加計学園問題等の不正事案(疑獄事件)に関わる新たな証拠発見等の事では無く、自民党総裁選に関わるもので、所謂、党(選挙)規則により、遣ってはならない事を、而も、現職総裁の椅子に座り、新たなルール布設を図り自らが主導して決めた、三期目を目指す張本人たる「安倍晋三候補」自身が、規則破りの行為を行なったと云うのだから、一マスメディアだけでなく、まともなメディアで在れば、同様に取り上げて然るべきものの筈、如何に自民党内に於ける私的出来事で在ろうとも、現職総理大臣たる安倍晋三をして担ぐ政党で在り、且つ、数多の国税政党交付金)すら配分し供与すらされている政党でも在れば、自民党内の問題とは言え、半ば公的な組織体として認められていて然るべきもの、当然の事乍ら規則破り等は認められずのもので、其れこそが公法違反と同質の不正義なる行為と云うもの、即ち、彼は、国家行政府内部に於いてでは無く、自民党内部に於いても不正行為を犯し、ツラッとした顔をするアウトローなる人間、何時何処に在っても唯我独尊を貫き通す彼は懲りない人物、と云う事を、此処でも証左したのである。

 党規違反に抵触する行為とは、いったい何の事だろうと聞き耳を立てていると、所謂、国会議員である自民党員以外の、所謂、地方代議員(総裁選に関わる投票権を有する人物群)に対する、党規約違反たる、”総裁選勧誘依頼(文)”の発送が為されたとするのが其れ、基より、斯かる依頼文のメディアへのリークは、安倍晋三対立候補たる石破茂陣営の地方代議員に郵送された事で明らかにされたもので、斯かる依頼文を受け取りし人物が、勧誘委細をして認められた安倍晋三名入り文面をして明かさなければ、其の侭、安倍晋三の為した当該不正事案が露見せずに終わりしもので、三期目もまたスンナリ、且つ、ズカズカと自民党総裁の椅子目掛け、現傀儡子宰相たる”安倍晋三”が座る事と相成るのではある。基より、傀儡子だ!反日分子だ!と部外者から蔑まれ様と、党内に於いては最強の地位に在り続ける安倍晋三が、其処まで姑息にする勧誘等せずとも、投票者(国会議員や代議員)の多くは、自民党代議士同様に安倍晋三で良いと判断する、理念も条理も無き人物群が大勢を占めているであろうし(失礼!)、唯一に存在するのは、我欲ばかりが目立つ、自民党国会議員320名余と、安倍晋三の本性を全く知らないどころか、まったく興味すら示さずに措く、所謂、自らの推した自民党代議士の、腐り掛けし政治理念や、且つ、捻くれし奴隷根性にすら気付こうとしない、言わば、権威主義を以ってすれば、騙される何ぞはいとも簡単な日本民族主体の彼等は代議員達、左すれば、現職宰相たる安倍晋三の行いしルール破り何ぞは、常態としても慣れたるもの、其れを以って非難されたり、忠告されたりするには及ばないと云われるのが精々であろうし、馬耳東風に措くもので、まさに釈迦に説法、言っても無駄なので在る。

 また、楽勝をして確信している安倍晋三陣営が、何故に、敢えて党規違反まで犯して勧誘の認めを為したのかが、不思議でならないのだが、規則もルールも関知せず、唯只管に、手渡されしシナリオ通りに演じ、言われるが侭に遣って来た、此処七年間に亘る足取りを見れば、成る程にして納得のいくもの、文字通りに日本民族離れした政治を自由奔放に繰り広げる、彼は現職宰相で在り自民党総裁でも在る安倍晋三ならではのものですら在れば、森友問題、乃至は、加計学園問題等で幾度と無く、政権運営途絶の際に立たされ、或いは、司法府のお世話にならざるを得ない、最悪の状況下に措かれ兼ねずの、覚悟すら決めてもいたのだが、何もかもを否定し続け、否定形を以って万事に臨み、ポーカーフェイスで対応してさえ行ければ、何れ追っ手は草臥れ果て、轡をして取られた馬が御されるが如くに一切動けなくなる様に、何れ追及に向かう尻叩きは沙汰止みとなるもの、左すれば、如何なる不正事案で在ろうと不条理事案で在ろうと、ダンマリか全否定、乃至は、私安倍晋三はいっさい関知していません、私の名を騙った其れは悪意ある文の送達では無いのでしょうか、と言い張り続ければ、此処自民党内でもまた逃げ切れると踏んだ、<B&A群>の其れこそが押しの一手と云うもの、此れが総裁候補安倍晋三が為さしめる、二期目(2012年〜)以降の政治行動に関わる全姿勢ではあるのだろう。

 現象面に於いてのものとは言え、此処まで具体的、且つ、詳細に”安倍晋三”個人を見続けて来ると、即ち、故岸信介政権に始まり故佐藤栄作政権へと引き継がれ、更に、故自民党幹事長安倍晋太郎から現職総裁安倍晋三へと引き継がれた、所謂、国権を担うべき政治姿勢に”本質的歪み”の生じている事が露見されて終うと、基より、日本国家社会の為に執り行っていたと見られていた政治行政活動は、何の事は無い、異民族国家社会(群)の為にのみ執政権を揮っていただけと云う事でしか無く、其れは、取りも直さずに云えば、日本国家国民(社会)の為に揮った権力では無く、須らく、日本国家国民をして貶める為の執政権の流用では在った、と云う事にはなるもの、即ち、一昔も二昔も前の言葉を借りれば、使いたくは無いが、紛う事無く、売国的行為(売国奴)を為し続けて来た、彼等こそは、日本民族に対して怨念を抱く<蝦夷一族>の末裔、と云う事にはなるのである。

 左すれば、現宰相たる安倍晋三をして熱烈に支持し、三期目の総裁候補をして是とする自民党代議士、乃至、自民党代議員、総計810名の内、80%に該当する650名弱の人々は、宰相たる安倍晋三議員の素性を知った人々から、党総裁選以降、何と呼ばれるのであろうか。余計なお世話では在るが、実に気になる処では在る。

 二、三編(回)で済まそうとしていた当欄、即ち、「制御不能に陥った政権政党」編では在ったのだが、国会が閉じても尚、傀儡子宰相安倍晋三に関わる、内外に跨る不条理事案は尽きる事無く続き、為に、当該編は二ヶ月以上にも及ぶもの、基より、飽きられる程の永さではあるが、天変地異も此れだけ続けば、神のみぞ知る所での放り投げなど赦されざる判断と云うもの、基より、日本国家国民の為にでは無く、異民族群の為に遣りたい放題をやり続ける傀儡子宰相安倍晋三と、三権の須らくを握る其の一群でも在れば尚更の事、許認可権を盾に脅されっ放しの多くのマスメディア群とは異なり、未だ致命的損傷や破壊工作さえ受けてもいない当欄、不正行為と不法行為、乃至、不条理事象に満ち満ちた現下の安倍政権に対し、批判し腐すべき事由は大いに有りとみるもの、国家宰相の為す当該不正不法行為をして、途中で批判を止めたり、疑念解明を打ち切ったり、或いは、視聴者の興味が薄らいできたからとして、追及を止めて終う事の方こそが、まともなる国家国民をして人間家畜隷属下に追い遣るもの、基より、誉められたもので在ろう筈も無いのである。