日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆野党陣営は、三顧の礼を尽くして<前川喜平>氏を迎えられるか。

 理性的条理在る活動をして、特に、政治家には求める国民ですらあれば、不条理続きの政権討伐をして現下の主眼に措くのは当然と云うもので、また、政権与党に代わるべく、選挙秘策の凝らし乃至模索をして第一義とする政党の現出を心待ちに望むのもまた必然とするもので、其の見いだしを以って、即刻にする、解散総選挙への追い詰めを為したいと言いたい所だが、解散してもされても、策なき現時点では解散されてもまた困るもので、先細りが続く野党群にとっては隔靴掻痒に措くだけ、とは言え、何はともあれ、静謐を以って為す日本国家存続のため、不条理政権をして更に追い詰め、排除すべきが先決で在るのと同時に、今為すべき事は、必ずや到来する選挙戦に目を配り、集票力を持つ人選をして早急に推し進め、一人でも多くの候補者の擁立が適うかどうかにも取り掛かる準備が肝要と云うもの、即ち、国民の間に極めて高い知名度を誇り、尚且つ、政治的にも政党理念の共有が可能となる(妥協できる)有能なる人物が、選択肢としても多数存在、リクルート可能な事が望ましくも在るもの、其れも、早くに推し進め、公表して行く事もまた大事で、国政に於ける議席数の増加と獲得には欠く事の出来ない、其れ等はエッセンスであり、手法でも在るもの、勿論、野党に限らず、政権与党たる自民党に於いてもまた同じ難しさには措くもの、勿論、自民党に比べ、政治資金調達の面でも大きな開きが、野党陣営には在れば、著名人で、尚且つ、有能なる人材を集める上に於いて、態々、見返り無き貧乏政党たる野党陣営に、其れも、落選と云う極めて蓋然性の高い国政選挙に、野党陣営からの参加を希望、借金までして選挙資金を作っては打って出、参加合流しては活躍を望む何ぞの、所謂、非現実的で、かつ、殊勝なる、人物群が数多く居る何ぞは在り得ぬ話で在って、稀有にこそ措こうと云うもの、潤沢なる政治資金を誇り、剰え、民間銀行団等は他の経済団体同様に、自民党をして強く支持し応援する、一スポンサーにしか過ぎずのものと自負さえする、其れこそが政権与党たる”何でもあり”の自民党には、全く歯が立たずの彼等は野党群、ヨーイドンでまともに戦えば、勝てる見込み等ゼロに近いもので、現下に於ける野党陣営の、其れこそが偽らざる状況と云う事にはなるのだろう。

 だが、大勢としての理解がそうでは在っても、其処は国家社会正義心が極めて強く、況してや、社会正義の顕現をして、中途で断念したり、或いは、捨て置いたり、萎える事が無いのもまた日本民族の性格と云うもの、即ち、傀儡子宰相たる安倍晋三政権が巧妙にして絡む件の、追及から二年目にも入っている森友学園疑惑や加計学園疑獄問題に在っては、月次毎の統計上の数字とは言え、日本民族の八割以上にも上る人々が、未だ疑惑解明が為されていないと、明確に、而も、安倍政権に対して否定的に判断している此処は日本国家社会、事と次第に因っては、即ち、理性的条理の判断さえ整えば、負け戦の可能性高き場面に参加するのも日本民族の性格として顕してもいる所で(大東亜戦争は国民統合の合意有る判断ではない)、斯かる日本国民が、2009年に於いて表し示して見せた様に、政権与党であった、無能無策の総理として名を馳せた、宰相麻生太郎率いる自民党をして政権の座から引きずり降ろし、鳩山由紀夫/小澤一郎率いる民主党に、309名と云う圧倒的多数を与えては政権の座に就かせると云う、一発逆転サヨナラホームランすら、国民は打って見せた事も在ることを忘れてはならないのである。

 其れでは、日本社会が現に措かれている政治経済的環境や、国際社会に現れ出でている政治経済的状況をして明確に認識しては把握、基より、冷静に分析して対応措置を講じ、今の侭で良いのか拙いのか、はたまた、どの様に日本国(或いは民主自由資本主義世界は)としては対処し、推し進めて行くべきか、或いは、歩んで行かなければならないのかを、起案(創案)しては示し得る、所謂、有能にして、且つ、オールマイティーに行動可能で健全にする指導的人材の発掘が、果たして、貧乏政党たる野党陣営に多数集まって呉れるか、或いは、斯かる有能なる人材をしてリクルート出来るかが鍵とはなるのだが、基より、野党各党の取り組み次第と云う事にもなるが、見込み全く無しとはせずに措くもの、自民党は既に先手を打って唾付けをし、*(参院選目掛け)進めてもいる様に、野党群もまた、安倍晋三不条理政権追及の傍ら、白羽の矢を射る候補者の選定と擁立をして急ぎ、戦闘準備開始とすべき時期には在るのだろう。

*某TV局のМCは、来年の参院選に向けて自民党からのリクルートに乗り,既に、出馬の意向を示しているとされる。また、相撲界の立役者たる、(古代東北王朝)蝦夷一族の血を引く青年にも触手が伸びているとされてもいる。

 扨て、与党に比較すれば、地盤、看板、鞄が、左程に在る訳ではなく、立憲民主党日本共産党を除けば、全くの手薄なる常態に在ると言ってよい野党陣営が、有能で、且つ、強欲に陥らず、正義心に富み、更に言えば、反骨精神逞しく、傑出せし指導力を有せし人物たる<候補者>を、党の顔、もしくは、何れは国の顔としても十二分に”就け得る”人材をして、多数揃えられるかが鍵となり、選択すべき国民にとっても重要ポイントとはなるもの、勿論、蝦夷一族や熊襲一族、或いはアイヌ民族や、新日本民族日本国籍に移籍)を含め、有能なる神々が、一億二千六百万人も集う日本国家社会の事、理性在る条理に向けて動かぬ訳も無く、日本国家国民の為、或いは、民主自由資本主義国家社会体制をして共有する、日本国を含む国際社会の為と在らば、四百名や五百名程度の有為にする指導的人物群が、手弁当では在っても、馳せ参じない訳が無いのである。要は、野党陣営の候補者人選に関わる動きと其の努力次第。基より、党理念の開示による同意もまた、候補者の人選には不可欠なる条件ともなる。特に、日本共産党の場合は、党是、乃至、国体の在り方で、未だに要らぬ誤解が国民の間には付き纏っているのも事実であれば、国民に対する誤解の解消も重要であるのと同時に、新規にしてリクルートを勧める人物群に対しても、勿論、現在せし党員達にもだが、戦後間もない時期の日本共産党とは、党是や国体の在るべき容に於いて異なり、日本国家国民の数多くに受け容れられる政党にさえなっている事をも、正々堂々と協議し、合意を推し進めて行かなくてはならないのである。

 其の先陣に押されて然るべき人物群に<誰>が該当し、真っ先に、白羽の矢が射られて然るべき人物が誰かと云えば、紛う事無く、自民党に於いても可能であれば、逸早く、議員候補としてリクルートしたい人物と云う事にもなるのだが、残念乍ら、現に党総裁の地位に就き、且つ、来年度を向かえれば、累計に於いて八年間の国家宰相在任期間を誇る人物とはなるもので、其の通り、「加計学園疑獄事件」を巡って対立、野党陣営の参考人として国会に招かれ、其れも、僅かたりとも臆する事のったく無く、且つ、正々堂々と自説を開示し、国家宰相をして慌てさせた人物に、其の白羽の矢は射られる筈である。

 <稀有にして有能なる其の名を明かせば、前川喜平氏へと辿り着く。>
 其の人物の名は、『前川喜平』氏(63)と云い、文科省事務次官と云うトップをも極めし、国家的元指導者で在った人物。不幸にして、トップ在任中に於いて、禁じられてもいた口利き斡旋に因る、定年に因る肩叩きを控えた同僚を、即ち、年限が来た事で文科省をして去らざるを得ぬ、同僚官僚等に対する職域の斡旋(無報酬)が露見、違法行為の責任を取って、事務次官職を辞すると云う、ルール違反の断罪を受けし人物、基より、ルールはルールで在って、口利き料こそ取らなかったとは言え、守らなかった事の責めは当然に負わなければならずのもの、即刻にして事務次官職を辞し、文科省を去り、且つ、在野に降りて野晒し状態(失職の侭)に措かれ、マスメディアや我等道々の民からも十二分に過ぎる批判を受けた彼は人物でも在る。勿論、ルール違反に見合う以上の其れ等は責めの負いと云うもので、禊と為すには十二分にする責任の取り方でも在ったろう。

 同時に、斯かる前川喜平氏はと云えば、国家宰相安倍晋三が直接的に関わる、件の加計学園疑獄問題で、疑獄事件をして追及する側の野党陣営の参考人として国会に招かれて発言、其の、権力そのものに対する姿勢や言動に於いて、即ち、虚と実がぶつかり合う「論戦の場」に在って、一切怯む事なく、其れも淡々と事実(自説)をして開示、左すれば、宰相安倍晋三や、当該疑獄事件に関わる関係者をして心胆寒からしめる事実発言となり、基より、正々堂々と質問に応じ解説して見せ、展開した彼前川喜平氏は有能にして稀有なる人物でもある。勿論、彼に対して、国政に関わる議員参加への白羽の矢を射たのは、当該状況のみの判断では無く、少ない乍らも公的場面での発言内容といい発言姿勢といい、纏め方と云い、其の何れに於いてもともに、国家指導者として、且つ、政治指導者としての資質が見て(感じ)取れ、況してや風格すら漂ってもいればのもので、今は亡き池田隼人内閣総理大臣(58〜60代)をして偲ばせ、彼前川喜平氏には感じ取れるもの、恐らく、同じ様に彼前川喜平氏をして見続けた、同輩に措く道々の民もまた少なからずに居た事では在るのだろう。

 野党陣営の代表は、国家社会の為、三顧の礼を尽くして彼をこそ迎えるべきであろう。受け容れて呉れるかどうかは、勿論、誰にも判らない。