日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆傀儡子宰相

 菅直人と云う個人を支持した人々には実に気の毒な話しだが、個人の菅直人は社会正義の顕現何一つとして成し得ぬ、最悪レベルの権力盲者に在る人物、基より、今更開示して見せる必要も無いが、菅直人と云う個人の為政者を、此れほど迄に執拗に、且つ、一年以上にも及ぶ間品定めを為し、存在してもならぬ為政者として腐し続けた事例は、過去の記憶には無いが、異なる事例に在ったとすれば、其れは、社会的に貶めるべく狙いを定めた標的は、司法条理に外れる乱暴な手法を用い様が、司法正義に悖る超法規的手段を執ろうが、標的をして確実に犯罪者として血祭りに上げ、監獄に送り込む検察庁に対して取り続けた、特に、特捜部に対する批判の永さと肩を並べる事例が在るだけ、菅直人と云う人物は其れ程に酷い人物でしかないと云う事で、批判しても批判し尽くせぬほど、箸にも棒にも掛からぬ為政者、国家指導者としては最悪の、不条理極まりない詐欺ペテンを以ってその場を凌ぐ前代未聞の醜悪なる存在でしかないと云う事にはなるのである。

 二十八日の火曜日に、小澤一郎氏抜きで開かれた民主党両院議員総会、怒声飛び交う中には、あの鳩山由紀夫前首相の顔も見られたが、とうとう最後まで、鳩山氏の口からは菅直人を窘める声は出ず終い。小澤一郎氏ともども今一度、国権の掌握と差配を真に託してみたいと念ぜられる彼は御仁で、また、其の可能性を秘めた人物であるとも思うのだが、其の鳩山氏にしては肩透かしの態、政治的詰めの甘さ、乃至、人当たりの良さだけが健在に見えたのは気の所為と思いたいが、妙に気になるところでもある。とは云え、民主党両院議員総会をつぶさに視聴した訳でもなく、其れは飽く迄も、メディアが提供する映像の断片を以っての判断であれば、懸念に傾く断定的発言は慎むべきが筋ではあろうし、また、菅直人頭目とする、所謂、現に党と金庫を取り仕切る政治的詐欺ペテン師集団が、そう遠くもない時期に於いて、彼等須らくが民主党内から除名、並びに、追放処分されるであろう計画が遅々としてでも進んでいる筈だとの、勝手な想像すら逞しくもすれば、小澤一郎氏不在、並びに、鳩山由紀夫氏の無言は、其れなりに深い意味は在ったと云う事にもなり、そう思いたい。

 小澤一郎/鳩山由紀夫両氏が尽力して成果を上げた一昨年の衆院選、政治政策的戦闘訓練が十二分に為されぬ侭の新兵を多数率いて国会を主導した、源流民主党政権ではあったが、国権を掌握してすら何も為し得ぬ侭の途上で、司法権を排他的に司る検察庁と、検察庁の権威を絶対なるものと信じて疑わず、且つ、追従するメディア群に引き摺り降ろされて泣く泣く菅直人に政権移譲、結果として、其れは最悪なる政策をこそ現に生む、非(源流)民主党政権へと一変させて終う事にもなるのだが、即ち、あの日本を駄目にした藤原一族末裔の影響下に在る、所謂、第三帝国官僚政府が実質的に指揮統括する侭に、政権を現に担う菅直人と其の一派が権力行使を為し続ければ、何れ遠くない時期に実施される衆院選挙での大勢と結果は明確に見えて来るもの、即ち、民主党の大惨敗と野党の大勝利と云う結果逆転の現出は見えたも同然で、斯かる風前の灯状況に置かれた小澤一郎/鳩山由紀夫両氏率いた源流民主党にとっての生き残りの道は、最低でも二つの要素を必要とするのである。

 其の一つは、菅直人率いる詐欺ペテン師と其の一派の、民主党からの追放に因る一掃と金庫の取戻しが肝要であり、二つ目が、此れが最も困難を極めるのだが、即ち、我ら道々の民の八十パーセントにも及ぶ有権者が、既に陥っている洗脳の呪縛からの解放が必要とされ実現されなければならずのもの、此の二つの要素がクリアーされ、且つ、満足されねば、源流民主党の生き残る道は皆無に近く、畢竟、其れは、良質性を求め続ける一億二千万道々の民の全倒壊をすら意味するのである。

 着々と進行する、シオニストユダヤ系大財閥資本家群の総代理人与謝野馨に因る、行政府率いる菅直人の頭に手を突っ込んで為す政権差配、其れは、権力玉座に恋々として縋り付くしか望みの無い一小市民の事大主義者、即ち、菅直人と其の一派を確実に動かしてコントロール与謝野馨の足許に跪いた菅直人は、彼の指図の侭に、空手形、或いは、其の逆の白地手形の乱発に因る大増税路線、乃至、小泉/竹中組が遣り掛けた、所謂、民族資産奪い取りに向けた最後の詰めへと国家の舵を切り、基より、小澤一郎/鳩山由紀夫両氏主導下の、源流民主党政権が唱えた国家条理を、一小市民の事大主義者菅直人は、ものの見事なまでに破壊して見せたのである。

 国家理念などまったく無く、且つ、独善を以って決断するのに慣れ、失政の大暴走に突っ走る菅直人の不条理行政をも許して終ったのは、云う迄もなく、直接的には仙谷由人であり、岡田克也であり、前原誠司であり、尚且つ、渡部恒三等々の薄ら寒き幹部連の斯業、所謂、源流民主党政権の二大柱でもあった小澤一郎/鳩山由紀夫両氏を、姦策を弄して母屋から離れ屋へと追い遣り、あまつさえ、鳩山家の金庫迄をも奪い取った彼等民主党員の愚か者たちでは在ったのだが、其の菅直人をしていたく支持し、総理の座へと送り込んだ其の愚か者たちですら、今や傀儡子政権を司る菅直人から、翻弄される側へと回っているとの我ら道々の民に対するアッピールは、恥の上塗りと云うよりも寧ろ、愚者そのものの証明にすらなるもの、まっこと呆れ果てるばかりである。

 二千十年度中期までには、現行の消費税率五パーセントを十パーセントに迄引き上げる事を、党そのものに了解させた菅直人、其の歓びたるや尋常には非ず、況してや、隣に座りし金融特命大臣の与謝野馨の手を俄かに握り、笑み満面に湛えて肩をも抱かんとする風情は異常、勝ち誇りの光景を菅直人は咄嗟に思い浮かべたのであろうが、与謝野馨は笑みを殺した侭のポーカーフェイスに終始、ともに政治的異常人の存在とは言え余りにも両極端を示す両者、寄って立つ権力の位置が異なるとは言え此の落差、斯かる空恐ろしい光景が事実として目に入ったのである。憐れなるかな日本民族、いやっ、百済系選良民族以外の日本民族道々の民、と云う事にはなる。