日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆トルコ国大統領と並列評価されしロシア連邦大統領

 今、日本国では下火にこそなりつつあるものの、トルコ国に因るロシア機撃墜を巡り責任を問うロシア連邦政府と、米国主導のNATO軍を背景にし、断固として責任論を撥ね突けるエルドアン大統領の対立構図を評し、中東問題に関してメディアに頻繁に顔を出しては持説を展開する評論家の多くは、いやっ、其の殆どが、ロシア連邦の稀代なる政治的主導者プーチン大統領と、トルコのエルドアン大統領を並べ評して曰く、同じ穴の貉と言い放ち、どっちもどっちであるとの見方で話しを締め括り、得意然とする彼等、況してや、プーチン大統領には強硬姿勢を貫かざるを得ぬ国内事情があるのだろうとか、尤もらしげに言うのを常とするのだが、其れこそが大きな認識ミスに因る過ちと云うもので、即ち、大統領の名称こそ冠しているが、義賊上がりの大統領とでも言うべきトルコ国のエルドアンが、かつてのグルジア国サーカシビィリ大統領の様に、何を報酬として約束されたのか明確には判らぬが、此処でも超大国に唆され、ロシア連邦に戦争を仕掛け、苦しい仕打ちをトルコ国民に与えているのであり、基より、トルコ国により戦争を仕掛けられたにせよ、ロシア連邦そのものは、死に絶える事は決して無く、よしんば、ロシア連邦を現に率いるウラジミール プーチン大統領をして、仕掛けし戦争が受けて立たれれば、不可能であるにも拘わらずEU入りを只管に待ち望むトルコ国は、三日と持たずに白旗を掲げ、七千八百万人の総人口をして、一割へと其の数を減らし、若しかすれば、其れだけでは済まない事をこそ、エルドアン大統領をして親日友好国の元首と称えて已まない、底浅き彼等政治学者は、国際的主導者の歩んだ過去の再研究と同時に、主導者が生まれ育った環境等を徹底的に研究し直すべきではある。

 左すれば、プーチン大統領エルドアン大統領を比較して、敢えて同列に看做す事での、己の学識の薄っぺらさ、或いは、現代国際政治に対する識力不足は、視聴者に晒さずに済み、視聴者もまた誤解せずに済むのだろう。と言う事は、日本民族全体が人間家畜奴隷牧場への追い遣られを多少では在ろうとも、遅らせる事は可能となるのである。薄っぺらい学識経験者を登用してのTV解説ほど、シオニストユダヤ系大財閥資本家群を喜ばせるものは無い。

 即ち、プーチン大統領と比肩できる程の政治的実績など、トルコ国エルドアン大統領に在って、一つとして持ち合わせておらずは当然と言えば当然の事で、其の前段階ともなる唱導力や統率力、所謂、政治的力量など微塵も無く、比べものにならないのが、エルドアン大統領の個人的実態には在るもの、大体があの面相を見れば分かる様に、何処から眺めても真面目なる為政者足り得ずの様相を呈し、胡散臭さに於いてのみ、抜きん出ている事が解かるだけで、言うならば、ウクライナの元大統領ヤヌーコヴィッチと同種の狭量なる人物か、若しくは、ロシア共和国から英国へと亡命した、シオニストユダヤ系大財閥資本家群のエージェントであり、故イェリツイン大統領執政時に於ける側近の大政商、ベレゾフスキーの様な金銭崇拝主義者の存在に類似せし人物、他国からの援助金は悪びれる事無く流用、着服し、少なき国税を勝手に使っては奢侈三昧、政治的反抗者に対しては力を以って排除を為し、且つ、潰して葬り去ると云う、隠れた独裁政治家とでも言うべき彼は存在、輝かしい歴史や文化の下に暮らし続けるトルコ人(多民族)にとって、エルドアンなる人物は好ましい主導者で在ろう筈も無いのである。

 また、エルドアン大統領をして、褒め称える彼等学者たちが押し並べて言うには、エルドアン大統領とプーチン大統領の二人は、我が国の宰相である安倍晋三と仲が良く、馬が合い、若しかしたら彼ら二人の間に割って入り、条理を以って為す仲介役さえ成し得るのではないかと言い、いやっ出来るだろうと言い放ち、断定的に言って平然とさえするが、一人の日本人としての確たる民族理念も持たず、基より、差し示す事さえ出来ず、況してや、シオニストユダヤ系大財閥資本家群が、首相官邸や行政府内に送り込むエージェント群の教えるが侭に振る舞い、暗記し振付をするだけで手一杯の傀儡子宰相の彼に、文化文明に裏打ちされた、独自的、且つ、普遍性すら有する、国家理念の開示を求め、日本国家社会に反映させるべく動け等と期待し、望む方が酷と云うもの、時間が経てばたつほど不条理の深みに嵌まるだけの日本国家社会、其の実践に携わる傀儡子とでも言うべき宰相安倍晋三に、ロシア/トルコ間に割って入る仲介役などどうして成し得るとでも云うのか、出来る由も無いのである。

 北朝鮮国との間に横たわる未解決犯罪問題、所謂、日本人拉致誘拐事件の解放に向けての政治的話し合いすら、滞らせたままにして出来ず、徒に、時間のみを費やして行く傍観者への佇みを尚一層際立たせるだけの安倍晋三に、第三次世界大戦に向けて放たれた可能性すら否定出来ぬ導火線への火付けを、消し止め様とする役割を積極果敢に買って出、其れも自らの意思で割って入る仲介役を選択、露土両国に向けて飛び立つ何ぞ、どうして成し得るとでも言うのか、買い被ってはならない。傀儡子宰相安倍晋三に与えられし役割は、其の与えられしシナリオを唯々演じては熟し、日本民族を愚民化させては人間家畜牧場へと追い遣り、金的を居抜かれしスラヴ民族ならぬ、スレーブ民族へと日本民族を追い遣るのが精々ではあるのだ。

 賢明なるプーチン大統領の事、安易に、米英イス等の国家群を差配、敷かせし謀略や策略に乗る事は無く、基より、エルドアン大統領の挑発に乗る事など更々に無く、秩序回復の為のシリア国アサド政権の立て直しに向け、反政府軍並びにイスラーム国の壊滅へと向けて淡々と動き、シリア国内の反政府軍拠点に対する空爆強化を図り助力はするのであろうが、何時までも成し得ぬ事に気付かぬ由もまた無きもの、反政府軍、或いは、イスラーム国が此れ程に跋扈し続ける其の背後には、極めて悪質で、且つ強か、基より、尋常ならざる軍事力を以ってする強大国が複数、手薬煉引いて待ち構えている事もまた、ロシア連邦を率いるプーチンが知らない訳では無いのである。

 その様なシビアーな政治状況下に在る中で、露土係争下の間に割って入れる程の勇気や力量など、傀儡子宰相に在る由も無く、基より、個人的に親しい関係を築いていると言われる程でも無い事は、誰にも益して、張本人である安倍晋三自身が知っているもの、そうでも無ければ、核搭載ミサイル発射基地を含む軍事基地の建設を、北方四島に、其れも突貫工事で、布設決断など下す必要は無かったろう。