日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆ウロチョロする勿れ!

 フィリピン国の”暴れん坊将軍”、と揶揄される事に何等の戸惑いすら感じないドゥテルテ大統領自身の口から、俺と似通った政治信条を持ったヤカラが上り詰めたものだわいとまで言わしめた、アメリカ合衆国第45代大統領に当選した、地上げ屋の不動産王、乃至は、ギャンブラーの胴元なる異名を取る共和党のD.トランプ次期大統領、比国大統領ドゥテルテと似ていて非なる存在かどうかは、大統領就任後に為されるであろう「一般教書」演説に拠る、政策内容の開示のみならず、大統領就任後の、蓋を開けてから数ヶ月、若しくは、半年以上を経過する中での、大統領が政策立案を促す議会法制動向等を注視しなければ推し量れずのもの、鬼と出るか蛇と出るかは其の時点での政策内容次第、二ヶ月余りを残す現段階では分かるべくも無いが、D.トランプが拳をあげて檄を飛ばして来た合衆国大統領当選前の、所謂、挑発的発言羅列の威圧姿勢を見せ続けるどころか、調和友好的とでも言うべき温和なる発言姿勢に転じた様を見れば、戦後の合衆国大統領に、極普通に、其の名を記して来たとでも言うべき、第33代目のH.トルーマン民主党)や第43代目のG.W.ブッシュ(共和党)を除く、至極無難なる10名の従来の大統領同様に、数ヶ月を費やせし議会動向を見なければ判らずのもの、即ち、三億人強の国民が住まう五十州を擁し、経済力を示す一つの指標たるGDP、並びに、突出した軍事力と覇権力を現に有するアメリカ合衆国をして、現状の流れに逆らい、理性在る条理を以って指導、牽引するに足るだけの政治経済的資質を兼ね備えているかどうかは、時を経なければ判らないと云う事でもある。遣って退けるかも知れないし、或いは、米国大統領選にしては珍しく在る、大統領当選確定後に現れ続ける、反トランプのプラカードを掲げたデモや、辞退せよのシュプレヒコールの広がりを見ると、大統領就任を自発的に辞めるとも思われないが、リンカーンケネディー兄弟に見られるより早くの、大統領就任前○○すら無しとしないのもまたアメリカ合衆国、此ればかりは予見不能とする所ではある。

 況してや、記者団の中から突然に、準備せし政策を問われ、経済政策に関しては、内需の拡大や雇用の増大、医療保険制度の修正や見直し、法人減税等々を瞬時に掲げ、反抗するどころか、オバマ政権に拠る温和な、然し乍ら、譲らぬ条理を以ってする政策遂行を引き継ぐ様な発言も為し、外交問題に関しては、大統領選に臨んで発していた当時の言動、即ち、米墨間の壁の建設に拠る不法入国を完全に阻止するとか、イスラム教国家群からの人々の往来(入国に比重を置く)を須らく禁ずるであるとか、世界の警官役はもうご免で、米国は降りる等々の発言から始まり、親ロシア一辺倒の発言や、漢民族中国に対する、存在そのものにも措く否定的発言、或いは、日本国に対する、此れ以上米国に凭れ掛かるな!なる、一般的日本民族にとってはショックなる発言、、、等々には、粘着シートを被せては口封じすると云った、謂わば、穏当なる発言に転換、直近のD.トランプは大人しくなって来ているのである。

 彼D.トランプに因る、大統領選挙勝利直後に於ける証券取引市場や為替取引市場に見られる大幅なる下降曲線を示す値動きと、更に、週を跨いで、彼D.トランプの口から発せられた、穏当なる発言転換に端を発したものと見られる、株価や為替の大幅なる反転上昇に見られる、前週分の値の戻し+αが、的確にそれを物語っているもの、即ち、トランプ支持者に対する、”シオニストユダヤ系大財閥資本家群”の主導、乃至、差配に対する、反対を核として勝ち取った大統領の椅子ではあったが、当選せし直後にはものの見事に仮面を脱いで捨て去り、トランプ家一族の、並びに、自ら自身の生命財産等を守るべくの挙に出た事は言う迄もない。基より、大統領の玉座勝ち取りは可能性こそ薄いと思っていたのであろう、即ち、大統領に当選の暁には、反シオニストユダヤ系大財閥資本家群姿勢を示し続けた旗は、大統領就任決定後早速にして取り下ろしを余儀なくされたもの、新たなる迎合の旗を掲げると云う恭順の意の示しを以って、D.トランプは決断、トランプ支持者をこそ裏切る結果とはなったが、家族と自らの安全保障維持の為に、不穏当なる選挙時の発言を捨て去り、落着を見たのである。即ち、泡沫候補として戦い続け、其れも、現状批判を繰り返す事で、考えもしなかった大統領の椅子の奪取に成功した迄は良いが、”第三次世界大戦が、H.クリントンの手で惹起される!”等の檄の飛ばしに因り、黄泉の世界への追い遣られもまた見て取れ、決して望まずにも在れば、支援者を裏切ってでも、共和党の主張する無難なる政策路線を踏襲するのも大事と考えたD.トランプ、と云う事にはなるのである。株価の上昇、為替相場のドル高事象は、まさに、D.トランプの、舌の根も乾かずの、公約(政策)取り下げと、大型財政出動に因る、反転しての期待値をすら指し示してもいるのである。

 D.トランプ次期米国大統領に、或る種の懸念を示して見せた唯一の大国仏国を除く主要各国は、無難なる祝辞送付を選択、直接にする電話で、若しくは、現地駐米大使等を通じて、当選祝いの祝辞を伝達すると言った、其々の国家に因る手段の選択で、政治的思惑絡みもまた見て取れ様と言うもの、興ある所ともなるのだが、殊日本の安倍政権(親米ネオコン共和党派)に関してのみ言えば、2017年1月20日には前政権と称されるオバマ現大統領に因って、自らが首相の座に就きし折に、訪米を以って為す、従属の意を示す挨拶さえ無視されただけに止まらず拒絶まで受け、また、二度にも亘って三流政権扱いされた挙句の果てに、長い期間、国賓待遇として米国に招待される事も拒まれ続けると言う、謂わば、隠れ共和党政権の回し者として敵視されていたが故の、其れはオバマ政権に因る、宰相安倍晋三に対する受け入れ拒否の無言にする行動では在ったろう。基より、期間を措いて米国訪問を受け入れられはしたが、但し、最大級の国賓待遇としての招請を受けし接遇であったかどうかは定かでは無い。勿論、共和党元大統領ブッシュ政権時にも、訪米の事実もある第一次安倍晋三政権ではあったが、米国(共和党)の傀儡子役を引き受ける準備(心構えや決断)が出来ていなかった可能性の高い安倍晋三、当然に、”小者扱い”された事は言う迄もなく、国賓待遇など受ける事もまた無かったのである。

 其の様な、苦々しい過去をして対米政治的重荷と受けとめていたであろう傀儡子宰相安倍晋三、今次の米国大統領選終盤に於いては、民主党からの候補者であるH.クリントン女史の方が有利と見たのであろう、政治的パフォーマンスとして渡米、安倍晋三共和党候補のD.トランプに会う事は避け、クリントン女史に絞って面談を申し入れて実現、結果はと言えば、安倍政権もまた予想を外して赤っ恥を掻く事と相成るのだが、其れもものかは、恥も外聞も無く傀儡子宰相安倍晋三は、米国大統領選に勝利したD.トランプに早速にして祝いの電話迄入れ、在ろう事か、来る17日に米国に於ける会談まで取り付けると云う離れ業とでも言うべきか、憐れとでも言うべきか、はたまた、惨めとでも言うべきかの、支離滅裂なる猟官運動紛いの行動まで遣って退ける始末、日本国民にとって見れば、太鼓持ちが、早速にして馳せ参じ、ご主人様のご機嫌を、手もみ足摺りで取るポーズに似てなくは無きもの、其処には、日本国国家宰相たる重みも威厳も感じ取れず、また、天皇家を輔弼する泰然自若たる役目すら感じられなければ、憐れを託つだけ、単なる、貧乏神を引き連れた者同士の呼び合いで在り呼応と云うもの、深い意味など有る由も無いのである。貧乏神と疫病神を引き連れた安倍晋三は、此れで、長期政権の為の環境づくりの一部が成功したとでも思って、してやったりと自己満足、其れこそが、ニンマリとしているのであろう。

 また、民主自由資本主義の根幹を揺るがし、ワンワールド政府創りを究極の目標とする、シオニストユダヤ系大財閥資本家群に追随する傀儡子宰相安倍政権、<TPP条約>もまた其の一環には在るのだが、次期大統領のD.トランプは政権公約として、批准を米議会に求めるどころか破棄脱退を表明、大統領就任後も公約は剥がさずに批准の拒否へと進む筈の合衆国、其れも在ってでは在ろう、<主>の住まう米国にお伺いを立てるべく飛び立つ安倍晋三、D.トランプとの17日の会談はそこそこに終了させ、<主>乃至は代理人との間で、為すべき日本の役割を直々に拝受して来るのではあろう。H.クリントン女史(民主党の大統領候補)と会って僅か二ヶ月足らず、今度は、共和党のD.トランプ(次期大統領)に面談を申し入れると云う、異例の行動を、日本国家宰相の安倍晋三は紛う事無く選択したのである。