日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆勧善懲悪劇が果たして成立するのか、日本国。

 危惧していた事が現実となってあらわれて終った、所謂、異邦人傀儡子宰相安倍晋三(並びに夫人昭恵氏)が絡む、「森友学園土地不正払い下げ疑惑問題」での、国有財産の払い下げ側である財務省理財局(大阪)に勤め、現下疑獄事件の発端ともなる、宰相安倍晋三、並びに夫人昭恵氏の存在が在る事をチラつかせては、有利なる価格交渉(競争入札と言い乍ら、異例にする其れは単独での払い下げ交渉)に当たっていた、買い手側である森友学園代表の籠池氏(若しくは、今もともに拘留中に在る夫人も)等と直接交渉をして売買を推し進めていた理財局担当幹部の下で、実務者として動いていた上席官吏の一人が、無念にも、去る、三月七日、神戸市の自宅に於いて死亡(遺書を遺したた自死と推定)していたとされる事件が発覚、三日後の十日に関係者の手で公表されたのである。

 個人に帰属せし問題で在るとして、財務省は氏名どころか年齢も明かさず、はたまた、自死に至る理由すら判る事も無いのだろうが、緘口令を布いて開示せずに措く現在、何はともあれ、遺書を認めては遺すと云う、まさしく、故人にとっては無念を偲ばせては遺す、自死の決断でも在ったろう事に鑑みれば、唯々、今此処に手を合わせ、迷わずに成仏が為され、ご家族等をして見守り下さる神へと戻る事が出来ます様、深く頭を垂れ、お祈り申し上げるものです。

 自死をして選択せざるを得なかった故人にとって、遺書を以って認めると言う事は余程の事由が無ければ在り得ぬもので、恐らくは、国家資産たる管理下に置く土地等の、売買交渉に関わる事務方として務め、関係書類の記録や整備等をして職掌としていたと想定される故人としての彼では在ったろうし、基より、自死をして選択せざるを得ない状況下に自らを追い遣ると言う状況に鑑みれば、故人は、極めて正義心が強く、且つ、清廉にして潔白なる人物であり、不法行為をして受容看過したり、或いは、黙認したりは成し得ずの人物、更に言えば、自らが率先して不法行為に手を染め、剰え、白を切っては平然とする様な、不条理下に身を措き塒とする様な、自死をして選択せし故人は、社会正義心が人一倍に強い、其れこそが、典型的日本民族とでも言うべき理性的条理に生きる彼は人物でも在ったろう。基より、行き場を失わしめた判断そのものをして悔やんで終うのと同時に、故人をして、斯かる不条理にする判断へと追い遣った、謂れなき不条理集団の存在にこそ憤りをして強く抱くのである。

 財務省理財局(大阪)吏員の、上述せし、三日後の訃報と軌を一にする様に報道を賑わしたのが、此れまた森友学園問題で渦中の、隠れし主人公とされた観も在る件の、昨年七月には論功行賞として、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三財務大臣の覚え目出度く、何段飛びかは解らぬが、昇格させられては理財局を転出、或いは、通例なのか特例なのかは、行政幹部群の人事権を持つ総理や財務大臣等にしか解る由も無いが、異例の速さで立身出世し、国税庁長官へと栄転したばかりの御仁で在る佐川宣寿長官が、急遽退任を表明、麻生太郎の手に因って受理されたと云うのである。

 大阪地検特捜部総掛かりで謀られし、2009年当時の「村木厚子女史冤罪事件」の不法作為そのものを暴き、政界への飛び火をして防御され、遮断こそされもしたが、また、事件そのものの裏に隠れし悪の本質をこそ有耶無耶にされて終ったが、確かなる不条理下に措かれた、其れこそが、官憲をして巻き込んだ政治的にする冤罪事件で在り、でっち上げ事件でもある事を証明したもので、朝日新聞社記者に拠る、官憲の不正事実をして暴く事にもなる、蟻の一穴とでも言うべき、所謂、証拠資料改竄の動かぬ発見と指摘では在ったのだが、此れと同様に、今般の森友事件もまた、朝日新聞社(記者)に拠る、社会正義顕現の力によって発見され、スクープ記事として指摘、基より、社運を賭しての認めともされたのである。スクープ記事の発表から一週間後、其れこそが亡くならずとも良い、此れまた正義心の強い(大阪)理財局に務めし官吏の一人が、生涯に於いて守るべき家族を遺し”自死”を選択すると言うおぞましい事件が在ったのである。基より、斯かる無念事象が在ってかどうかは定かでこそ無いが、其の三日後には、疑獄事件たる渦中の人物、佐川国税長官が、辞任届を(麻生大臣に)提出し、受理されたと発表したのである。基より、国税局をも管掌する財務大臣麻生太郎も、記者会見に臨んで、”其の旨”を話した事は言う迄も無い。

 先週(国税庁長官辞任届受理の日)に引き続き、今度は、大阪理財局絡みに因る、公文書偽造森友学園問題)ともなる、削除や差し替え問題等で記者会見に臨んだ財務大臣麻生太郎、相も変わらずの高飛車にする会見は、其の場を凌ぐのに精通せし秘書陣を配してのもの、記者団の質問に答えて、”とっかえひっかえ”にして深入りする事無く読み漁り、予定通りのシナリオに収めたいとする、所謂、財務大臣麻生太郎の、森友問題に関わる、其れは財務省の一部門たる大阪理財局の一部署に務める者に因る、其れこそが個人的な不法行為で在ると、”矮小化”する事で、己等に飛び火しない事を期しての記者会見の設定、と云うよりも寧ろ、記者団を集めての”恫喝下”に措く、此れ以上近付くなっ!にも似た、聞く耳持たずの一方的にするアウトロー紛い発言では在ったろう。基より、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三とは異なる手法で、一億総日本国民をして小馬鹿にするもので、聞くに堪えざる答えと云うもの、あの日本を駄目にした藤原本宗家一族の末裔を自負して已まない、麻生太郎ならではの発言とは思うが、朝日新聞やTBS(毎日新聞)記者等に対する、或いは、情報収集力が劣るとまで揶揄されし某新聞社等の記者に対する、見下し発言や突き放し発言等を見聞しただけでも、虫酸は走り、額に青筋がいきり立つのである。

 公文書をして改竄、而も、渦中の疑獄事件を企てし者に成り代わり、斯かる一連の疑獄事件に割って入った観も呈する麻生太郎財務大臣、恐らくは、辞任せし佐川長官には、”(生涯の)須らくに於いて、(面倒を見る)用意が在るのでよしなに!”とでも言い聞かせたので在ろう。現役国税庁長官をして迄、黄泉の国へ旅立たせる事を案じた、国家権力者の二人と云う事にはなるもの、喧噪の火蓋が切って落とされるのは必至、勧善懲悪劇が、現下の日本国で成立するかどうかの一場面ですら在るのだろう。