日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆戦後政治史最悪の権力者とは

 現役活動真っ只中に措く国家権力保持者二名が、連日連夜にして悪名を連ねると云う点で一致、或いはまた、複数の省庁(財務省文科省検察庁等々)をして横断的に闊歩し、物的証拠こそ隠し遂せているかの如くに映るものの、両権力者を以ってスキャンダル(森友問題、加計学園問題、刑法犯見逃し問題、IT企業補助金不正取得事件等々)に巻き込み続けると云う点では、各政党の戦後史に於いても類例を見ておらずの酷さに在り、即ち、未だに残る戦後政治史のスキャンダルとしては著名な、故佐藤栄作に疑せられし「造船疑獄事件」や、違法とされた外国(米国)からの政治献金受け取り疑惑、或いはまた、故田中角栄に被せられし(罪刑法定主義に基づかぬ不法手続きに因って起訴されると云う、未だに不正不当にする事件。)ロッキード事件等々、到底及ばずに在る可愛いもので、大事件と言われた其れ等より格段に質が悪く、且つ、灰汁どく、而も、事件量も多くと、言わば三拍子の揃った喰えずのモノで、斯かる、底知れずの疑獄事件真っ只中にある渦中の権力者二名に因る不法不正行為の撒き散らし、一方は、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三と、他方は、あの日本を駄目にした藤原一族本宗家末裔を自負し、庇い続けながらも、自らの関与すら疑われている大臣、即ち、麻生太郎財務大臣が、渦中真っ只中の主人公として光り輝いているのである。

 基より、日本の戦後政党史に於いては様々なスキャンダルが飛び交い、政権転覆の事件化すらし、或る者は、連日にする確証高きスキャンダルを基に、国権を辞すると言う破目にも陥った事があったが、現下の状況はと云えば、遣り方が陰湿で、且つ、姑息なる手段を用いてのもの、遣り方、並びに、手法と云う点に関しては、自らが直接的に手を汚さないと云う点では似通ったものが見られるが、各省庁の官僚群を利し、基より、権力者自身が配下に措く政務官等をして利用し介在させ、何重にも命令系統を作り上げては目的を達すると云う、所謂、口封じすら適えば、何で在ろうとも目的は須らく達し得るとの、言わば、知能犯(作為性)と云う点では極めて悪質にするもの、政党史に類例をこそ見ない其れこそが証左とはなるのだろう。

 今、五年間(都合七年間)に亘る”アベノミクス”の成果と報じ続けられる、訳の分からぬ経済政策運営の事で、国民の信を得たかの如くに錯覚させもし、即ち、経済的繁栄として誇張し利用、国民をして解らぬ侭に、半信半疑乍らも腑に落ちさせもし、而も、民主党時代の無策とは異なり、自民党安倍政権が云うには、<数百万人>もの正規雇用をして新たに生み出し、被雇用者全体に目を遣れば、其の数倍にも達する人々をして、”職に就く事を成し得た”とまで豪語、国民が其の真偽の程に関して解らぬ事を幸いに、累計七年にも上る間、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三に因る不条理下に措く執政継続を許し、在ろう事か、国家権力の座に留まり続けては、日本国家の主力として形成せし日本民族をして排除すべくに振る舞い、且つ、総じての日本国民(日本民族)が、永年に亘ってコツコツとして貯めし数百兆円にも上る年金積み立て金をして、証券博打の賭場に放り込み、<主>が損したであるとか、<主>が儲かったであるとかと燥ぎ立て、得意満面になってみたり、はたまた、一億日本民族総奴隷化施策(悪法の施行やら制度の改変乃至は準備、或いは、不条理目的の為の国民洗脳の実施/国民総背番号制の施行/等々)を乱発してみたりの、異邦人傀儡子宰相安倍晋三が己の責務として待ち望む、所謂、日本民族一億総家畜人間奴隷化政策の押し進めは、刻一刻と、其の成功に向けての最後の仕上げへと向かってもいるのである。

 だが、天網恢恢疎にして漏らさずとは此の事をも指して言うのだろう。即ち、歌舞伎「楼門五三桐」の演目の中で発せられる著名なるセリフ、即ち、無辜の吾が子をして道連れにさせられし稀代の大盗賊たる石川五右衛門が、油沸々と煮え滾る”釜茹で刑”の中で、高らかに述べたとされる、件の辞世の句、謡て曰く、”石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に悪の種は尽きまじ”と詠んだ、其の表現内容の如く、今まさに、刑の執行にこそ至ってはいないが、刑罰の負荷に耐えられずにまで至る、其れこそが複数の疑獄事件発案の立役者として、国家権力者二名が正犯の俎上にこそ上りはしているが、果たして、逃げ遂せるかどうかに世間の耳目をして、似通いし其の一点に、耳目を集めてもいるのである。基より、国有地をして不正不当に、而も、只同然の低価格で払い下げられたとされる森友学園土地問題に付いて云えば、斯かる事案に関して、(首相たる)私や妻が、或いは、(私の)事務所が、万が一にも関係していれば、(即座に)総理大臣(職)を辞するだけでは無く、国会議員すら辞めて当然とする、との大見栄を切った異邦人傀儡子宰相安倍晋三、基より、斯かる土地売却に関わる直接的乃至は間接的関与を示す事で、総理大臣職を辞し、且つ、国会議員職を辞するだけで在れば意とも簡単なるもの、即ち、首相夫人たる昭恵氏に、内閣府等の指示からでは在るのだろう、<護衛官や秘書官役>として配置され、付いて回っていた当時の、五名前後の官僚の内、経産省出身官僚たる「谷査恵子」女史の付き従いに因る、所謂、森友学園土地売却に関わる、財務省関係局に対するピンポイントで為したとされる、価格交渉に関わる進捗状況の問い合わせと、同回答の受け取り等の事実が、基より、首相夫人昭恵氏に逐一報告されたであろう、実態状況把握内容等を以って推し量り鑑みれば、件の佐川元国税庁長官が否定を以って為す、論功行賞として授与されし国税長官職への立身出世で在ったのと同様、経産省官僚谷査恵子女史に対する、其れは海外転身を以って為す論功行賞の表しと受領ですら在れば、其れこそが歴然とした、首相夫人昭恵氏の(不正に関わる)関与は明らかとなるもの、首相職をして辞し、同時に、議員職をして辞するのは、あれだけの大声を荒げて答弁、故佐藤栄作ですら一度として遣る事も無かった、大見得を切りし安倍晋三の首相発言を以ってすれば、其れだけで十分、政治的自刃に至って当然なのである。

 宰相たる安倍晋三も、財務大臣たる麻生太郎もともに、日本国家社会そのものをして軽視、愚弄し続けるだけに止まらず、司法権すら御し切れると断定、恐らくは、彼等国家権力者群をして錯覚の妄想下に措かせる一時代もまた、短い時間とは言え存したのではあろうが、今もなお生きて居る、司法権の支配と差配でもあれば、まさに日本民族は、一億総家畜人間奴隷化社会への追い遣られでも在る事を覚悟し、認識すべきもの、基より、何れまた疑獄事件として遣って来る件の加計学園問題では、日本民族に根差して然るべき<社会正義の顕現>をこそ、当該権力者二名の目の前で、而も、正々堂々として為す”亘り合い”をこそ見せ付けて呉れた、前文科省事務次官前川喜平氏に対する、今もなお延々として続く不正干渉と不法行為の実践、所謂、国家権力者側に因る”思想動向追跡調査”等の、実体的追い回し活動を見れば明らかなるもの、異邦人傀儡子権力者に対する不法行為の注意と喚起で在れば未だしも、司法権の掌握をして己の力と錯覚し続け、且つ、不条理行為をして悦に入る国家権力者自身が日本民族の一人であれば何をか況やのもの、空いた口が塞がらずとは、まさに此の様な愚劣極まりない、致し様を知らない人物群を指して言うのであろう。遣ってはならず、在ってもならずを演じて見せる日本民族は皆無としなければならない。