日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆日本列島に、<米国籍>諜報活動家がいない理由

 国会での各予算委員会に於ける総理大臣や各大臣に代わる(補完)答弁で、質問者の質問に答える官僚陣や関係者の受け答えに関わる姿勢や答弁に至る内容と質が、此処数年来、急激に変化し悪化さえして来ている事に気付くのは、少なからずの視聴者に於いて見られる思いであろうし、其れこそが違和感であり政治に対するもどかしさとも言えるのだろう。其れも此れも、自民党を中心として永らくに続く、戦後より始まりし望ましからずの<傀儡子因子>の植え付けが、政界の主導者層に対してのみならず官界、並びに財界、文化界の主導者層に至るまで伝播、浸透して終ったが故のもの、国会に話しを戻せば、恐らく、(国民が気付かず)何の手も打たれなければだが、各大臣そのものの答弁や発言、乃至は、大臣に代わる官僚陣や関係者の為す答弁は、今迄以上に不誠実にする答弁として拡大、大臣答弁補完用に準備せし内容も質も、質問主旨には全くそぐわぬものとなり、彼等にとってみれば時間経過を俟つのみで、国会そのものは機能存続や報酬を得る為の職能のみを維持する、言わば、議会制民主主義に於ける形式的な場と成り下がるだけではあろう。

 18日に開催された衆院予算委員会で、野党陣営による一つの質問、即ち、米国大統領D.トランプをして、ノーベル平和賞受賞者に最も望ましい人物で在る旨の、ノーベル委員会に推薦文を以って日本国宰相安倍晋三が推奨して呉れたとの、D.トランプ大統領自身からメディア陣営に対して明かされた件に関し、本当かどうかの質問を受けた張本人の安倍晋三、応えし言葉は気色ばんだもので、先ず初めに言い返したのは、米国大統領は北朝鮮国との間に平和的対話を模索、朝鮮半島に於ける核兵器廃絶等に向けて第一歩を踏み出した人物であると主張、尚且つ、日米関係は現在も重要なる唯一の同盟関係にも在れば、米国大統領には敬意を払って当然では在るのだろうと息巻き、熱く答弁、但し、上記「推薦状」をしてノーベル委員会に送ったかどうかは、同委員会規定で50年間は、推薦者名等を原則公開しないとなっている以上、其れに準ずるとして質問に答える事は無かったのである。

 何より、傀儡子宰相たる安倍晋三が、ノーベル賞候補者推薦をしたかどうかの問題で、此れ程に気色ばんで答弁したのは、あの、森友学園/土地不正取引疑獄事件に関わる発言以来のもの、実に似通った憤りで在り、怒り狂いし、見当違いの物言いでは在ったとさえ推定されるのである。即ち、ツラッとして受け流せば済むものを、敢えて憤り、D.トランプ大統領をして、恰も、安倍晋三自身が最大の庇護者となり、且つ、尊崇の対象者として敬ってもいるかの如くに息巻き、怒って見せる様は実に奇妙で、異常にすら見えるもの、常人では決して表す事の無い、悪感情を以ってさし示す反論の言葉と言うもの、まさしく、傀儡子宰相の本性見えたり、とする所では在ったろう。

 即ち、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三に限らず、現下の官公庁や準国家衛星企業群に身を措く、特に、国会答弁に大臣発言の補完者、若しくは、参考人や証人として顔を出す、選ばれし高級官僚群に於いても同じ事が言えるのだが、此処七、八年に於ける議会(国会)答弁は、重大事案に在ればあるほど極めて醜く酷いもので、官僚答弁で在れば尚更の事、此れが国に仕えし者の為す、而も、選抜されし高級官僚群の為す、大臣答弁を補完せし内容となるのかと、疑いたくもなる質の悪さには在るもの、時代の流れであるとか、役人の質の低下である等の、物分かりの良い形で諦めたり、済ませたりする訳には行かないのである。

 基より、時代の流れも在れば、与党政治家に限らず、官公庁や国家衛星企業群にまで至る、所謂、高級官僚群や権力者群の質も器量も、徐々にでは在るが、人間自身が活動する以上、一時期に比べて、進展もすれば劣化すらしている事もまた紛う事の無い事実として、其れこそ統計資料の読み替えでは無いが、理解し捉えても良い様には思えるのである。其れでは、何がそうさせたのか、若しくは、その様に見えさせるのかの答えは一様では無いが、一つには、2013年に組織替えされては新たに設立された、所謂、官公庁等に籍を置き、且つ、新たに設立せし当該内閣府にエリート層として抜擢招集され、国家行政の事務方として轡を並べる、特に、彼等高級官僚群に対する人事権や予算権が須らく、内閣府たる首相官邸に掌握され、差配もされているからであり、此れが基で、彼等選抜されしエリート層の意識が変化、元々が日本国民全体の奉仕者として仕えるべき官僚理念は取り払われ、2013年を契機にして大幅に変化を見、国民全体の奉仕者から、彼等選抜されしエリート官僚は、押し並べて、首相官邸に陣取る国家権力者をして奉仕の対象として仕え、師事する様にもなったのである。基より、エリート官僚とて生身の人間、クソもすれば小便もし、昇給する事で良い暮らしもしたければ贅沢もしたい所、基より、自己満足もしたければ、仕える其の身に籍を置く国家権力者群(政治家群)に摺り寄るのも致し方の無い所では在るのだろう。即ち、行政上の劣化が一向に止まず、且つ、是正されないとすれば、其れは、上述せし内閣府の機構内に問題は潜在しているもの、国家権力者群に拠る、内閣府に於ける人事や予算に関わる直接関与の放棄が喫緊の課題とはなるのだろう。

 傀儡子宰相安倍晋三を一とする与党(傀儡見習い)政治家群の、語るに堕ちたと言って過言では無いのだろう、所謂、国会に於ける非日常的アブノーマルな言動や振る舞い、例を挙げれば、宰相自身が質問者である人物にヤジを飛ばして見せる等の、一昔前では考えられずの振る舞いや体たらくも去る事ながら、其の宰相等とともに、永らくくっ付いては回るエリート官僚層の小賢しさ加減(狡さ振り)は見る(聴く)に耐えざるもの、勿論、振り返ってみれば、与党政治家群に因るアブノーマルな政治活動も、選ばれし高級官僚群(内閣府詰め)に因る、所謂、野党陣営に対する徹底した小馬鹿にする振る舞いや無視も、今に始まった事では無く、戦後相当の昔(岸信介政権時辺り)から見られた、其れこそが質の悪さであった事を考えれば、万遍無く国家公務員(高級官僚群)にまで浸透した、其れこそが、与党自民党が永らくに続ける「汎米主義」への順応、乃至は、「パペットステート/傀儡国」に向けた開花証明そのもの、所謂、安倍晋三政権に因る今になっての、反日本民族を核とした<百花繚乱の咲き揃い>と言う事なのであろう。

 戦後に於ける与党自民党の、主力派閥の領袖となり、総理大臣ともなる政治家は当然の事として、旧帝大出身者、特に、東京帝大(現東大)出身者が其の多くを占めて当然としたのだが、其れは同時に、国家公務員(高級官僚群)にも同じ事が言えて符合さえするもの、勿論、彼等高級官僚群は国家試験を通って始めて、各省庁の判断に拠り個別に採用されると言う事にはなるのだが、何時の頃からか(どの内閣の頃からか)、各省庁に採用されては部局に配属されし(国家試験合格者の)中から、五名~十名単位でリーダーとしての選抜が多くの省庁に於いて施され、ハーバード大を一とする米国の一流大学へと派遣され、基より、行政や経済学等を主として学ぶ為等の事由で国費留学をして彼等リーダーの卵達に用意されると言う、所謂、日本国家ならではの選良の民造りが既に始まってもいた事を忘れてはならない。其の時代をして岸信介政権時と看做してはいるのだが、其の時代を起点とすれば、今や半世紀を既に超えているもの、現職官僚の最高地位たる事務次官や其れ等に準ずる職位に在る者の多くは、須らくと迄は言わないものの、国費による米大への留学経験者では在るのだろう。基より、異邦人傀儡子宰相安倍晋三も米国への留学経験(私費)は持つのだが、私大出身で国家公務員出自にも非ず、但し、今や上述せし高級官僚群や件の<B&A群>をして傍らに措き、遣りたい放題に政治行政を貫徹する国家宰相の地位に在る人物では在る。

 爾来六十数年、米国留学経験を積みし被選抜国家公務員(高級官僚)の数は、恐らく、手元にデーターが無いので推定にはなるが、累計で一万人近くには上ろうと言うもの、もちろん、彼等の全てがすべて所属官庁に戻ったと迄は言わず、エリート官僚に選択され乍ら、其の一部は、大蔵省や通産省、或いは、文部省や厚生省等の、配属先となる主導的(旧)官庁に戻る事無く、全く新たな道へと進む者も少なくは無かったのも事実、即ち、政界に目を転ずれば、与党に限らず野党陣営の中にも、上述せし、選抜されたエリート官僚(米国留学経験者)に在り乍ら、政治の道に身を投じた者も少なくは無く見受けられ様と言うもので、国家公務員/米国留学経験者は、主導的政治家(群)の中に少なからずに含まれてもいるのである。即ち、岸信介政権時代から始まった、傀儡政権執政者作りと従米に倣い措く行政実務執権者造りは、日本国家社会の権力階級に浸透して功を奏し、今、最大の花を、日本国社会に於いて咲かせようとしているのである。勿論、日本国家国民から観ての花ではなく、其れは、<B&A群>の主たる件の、シオニストユダヤ系大財閥資本家群から見ての「傀儡国家の華」では在るのだろう。

 世界の何処の国に於いても、学者や企業人を装い、或いは、大使館員籍に在る事を利しては情報収集等の活動をしている、所謂、米国や英国の諜報活動家は多く、ロシア国や中国、或いは、旧東欧諸国や中南米諸国等にも人員を配している、或いは、逆に、諜報活動家をして配されているアメリカ合衆国で在り英国でも在るのだが、少なくとも、日本国に在っては、此処七十年と言うもの、アメリカ合衆国(並びに英国)に因る諜報活動は全くの皆無、即ち、対日スパイ活動は全くのゼロ、と言う事では在る。不在に措く其の理由は?、、、言う迄も無かろう。