日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆外交に於ける安倍政権の失態 其の五

 EU政治経済圏からの完全離脱を前にした、原発設置離脱問題に日本企業が絡む英国訪問と、日産自動車問題やら竹田IOC(日本国会長)委員に対する、仏国官憲に因る、所謂、東京招致に関わる贈賄疑惑問題等で訴追可能性の調査、其の、官憲に因る公訴の為の準備段階に入ったとされるフランス国等へと、四、五日間を掛けて外遊したばかりと思っていたら、何時の間にやら傀儡子宰相安倍晋三は帰国、何時もの事だが、国民に対する結果報告等せぬ侭に、今度は、最愛の妻を連れて、難関が待ち受ける、不法行為を以って占有されし、モスクワでの北方領土返還問題を含む、所謂、安倍政権に因れば、安倍/プーチン両名のみが成し遂げられるとされる、日露和平条約締結の為の交渉(会談)に向け、機中の人となった異邦人傀儡子宰相安倍晋三、其の時点に於ける彼の意中など、覗ける由も無く、また、覗きたいとも思わぬが、少なくとも、北方領土の返還問題をして、全面的に譲歩して棚上げにしたり、或いは、ロシア側の言う様に、日本は戦争に負けた国なのだから 旧ソ連邦がSF講和条約の締約国として調印はせずに措いても、北方領土の、(現)ロシア連邦の為す排他的領有をして現日本国も認め、且つ、日露和平条約の締結をこそ先ずは締結する何ぞの手仕舞いだけは、努々、遣って欲しくないもの(外交)である。

 理由が在ってかどうかは不明だが、外務大臣が遣って然るべき責務(職掌)をして取り上げ、或いは、至極まともな外務大臣で在れば、越権行為であるとして、我が職掌に深入りし過ぎる宰相(総理大臣)の前に立ちはだかって申し入れ、私が(総理の代わりに外遊を)為し、異国との親交の為の環境創りや、或いは、懸案事項解決の為の問題調査や其の準備へと、足を進めて参りましょうとでも云うべきが筋で、外務大臣職掌下に措くべきものなのだが、何故か傀儡子宰相たる安倍晋三政権では、各大臣の責務をしてすんなりと果たさせず、偶に、外務大臣をして企図の間に入れて見せるのは、つい最近に於いて為し得ているだけのもの、安倍晋三政権に取っては、紛う事無く上手く行く筈の無い、所謂、現状の<ロシアとの外交課題>に、河野外務大臣をして折衝作業へと放り込み、急遽、挟んでみたりの、其れこそが独りで遣ってみたり外務大臣を入れてみたりの行き当たりばったりの政治は続けられるばかり、円滑にする外交等上手く行く由も無ければ、異なる所にこそ外遊目的は在ると見ざるを得ずのものとはなるのである。安倍政権に仕える、歴代の外務大臣など、本来に為すべき仕事もなせず気の毒には措くもの、基より、閑職に過ぎる外務大臣職をして良しとする者もいた様では在るが、詰まる所、傀儡子政治家であるが故に、政治理念や国家理念等の持ち合わせは無きもの、為に、国家理念の有無が明確に試される、特に、日露関係や日中関係、或いは、日朝関係等に於いて、まともなる閣僚陣との間に、今日ゆうせし国家理念、或いは、共有せし政治理念を踏まえて賢策を施して次善の策を執り纏める何ぞは、不可能だからでは在る。

 愛妻を同伴、大見得を切ってモスクワに向かい、機中の人となった安倍晋三内閣総理大臣、だが、日ロ首脳会談での話し合いはと言えば、大見得を切った割には進展も収穫も何も無しの”ろくでなし外交”そのもの、在ろう事か、急遽にして参入させた、河野外務大臣をして戸惑わせ、傀儡子宰相たる安倍晋三の遣って来た、所謂、北方領土返還を伴う日ロ首脳会談に関わる十九回にも及ぶと自負するプーチン大統領との会談が、其の実態はと言えば、進展も中身も何一つ無き、其れ所か、問題解決の為に共有すべき日ロ両国間の、問題の抽出と提示、其の入り口にすら辿り着かぬ侭、言わば、使いっ走りの素人外交に陥っていた安倍外交で在った事さえ、河野太郎外務大臣は気付かされ、おぞましく感じ取った事では在るのだろう。

 一歩も前進を見ぬ侭の「日ロ首脳会談」を淡々と語り、ロシア側首脳等の後退的コメントとは裏腹に、期待をして次には持たせる語り口調で、次なる訪問地スイス国(ダボス村)へと飛び去った異邦人傀儡子宰相安倍晋三、其の語り口調を見続けていると、此れが今流行りの「政治的詐欺ペテン師」の語る真骨頂かと、窺い知るには十二分に過ぎるもの、日ロ首脳外交を通じて、自らの無能さと政治的実体(権力)の無さを(河野外務大臣にも)知らしめた傀儡子宰相安倍晋三、其の河野大臣をも引き連れてであろう、勿論、愛妻をも連れ立ち、政府専用機でスイス国(ダボス)入り、シオニストユダヤ系大財閥資本家群主催と目される「ダボス会議」に向け、傀儡子宰相一行は外遊を継続したのである。

 親交を暖める為の外遊等では無く、国家社会をして相当に賑わすであろう重要なる二国間首脳会談(今回の日ロ首脳会談やダボス会議等)に向けて、常に愛妻を連れて行く、安倍晋三の精神構造が分からぬが(分かりたくも無いが)、彼にとってみれば、元々が、其れ程に重要でも必要でも無い二国間会議や、スイス国の寒村で為される国際会議であれば、前回の愛妻同伴に於いて実施した訪ロに於いて、ロシア国の首都モスクワでのの名所旧跡を見遺した妻の為にどうはんさせるとか、欧米日中の政治経済をして実質的に支配し差配さえする、シオニストユダヤ系大財閥資本家群主催による国際会議が開かれるスイス国ダボス村とはどんな所との、所謂、愛妻の知的欲求に応える為に、閣僚陣複数が待ち構えるスイス国ダボスへと、今回もまた政府専用機でモスクワを飛びだたのであろう。勿論、愛妻とは謂えども外遊に同行するからには公人の役目を担って当然とするもの、国家からすれば、日当を含む諸経費として、愛妻たる宰相人にも「取り決めに基づく歳費の支出」は免れないのである。

 事ほど左様に、杜撰でいい加減、秘密裡に措く外交活動をして平然として為し続ける異邦人傀儡子宰相安倍晋三に、最後通牒

突き付けるかの如くに現れ出でたのが、厚生労働省震源地とする、国家政治経済運営の要で在り基礎資料ともなるべき、所謂、多岐に及ぶ国家統計資料等に関わる数字の実態に虚偽が混じり、剰え、不法行為たる作為が混じると云う、国際的に見ても不名誉なる事案が露呈、あの、森友加計疑獄事件にも似た、基より、偽造、捏造、改竄、破棄、紛失等までソックリなる不条理事案が、アベノミクスで胸を張る傀儡子政権たる安倍晋三政府に現れたのである。ロシアとの領土返還問題や、辺野古埋め立ての強行、或いは、韓国とのいざこざ問題等で、森友加計疑獄事件の追及を交わしたかの様にも見えたが、天網恢恢疎にして漏らさず、安倍政権の為す不祥事は隠蔽される事無く、開示され続けるのである。