日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆2019年を去るにあたっての懺悔と回顧。

 日本民族にとって最高の儀式ともなる、天皇陛下の現役御退位と皇太子殿下の天皇御即位をして、現に目の当たりにする事が出来た我等赤子たる一般市民にとっての平成三十一年、乃至、令和元年(2019年)ではあったが、下世話にする一般国民社会生活を振り返れば、如何なる状況下に措かれ、若しくは、如何なる環境下に晒され続けていたかは、瞬く間の一年でも在ったので現状況に至る苦痛や悲惨さしか浮かんで来はしないが、其れでも尚、日米間の不条理政治をして平然と醸し出し続ける両国首脳に関わる、所謂、両首脳の後背に縋り付いては離れずに、両国社会に災禍をして撒き散らす、其の不条理性の全き批判から始まった年と、不条理性を確認した年でも在った事だけは言えるのであろう。

 勿論、精神疾患著しいD.トランプ米国大統領に在っては、下院に於ける弾劾裁判が賛成多数で可決した事で、年明けに於ける上院での審判へと繋がり気もそぞろなのであろう、其の対策も在ってであろうか、あれほど頻繁に利用していたSNSをして縮小、暴言や暴挙が一時中断、世間をして静まらせてはいるもの、一方、日本の不条理為政者たる安倍晋三はと言えば、次から次へと出て来る不祥事が基で、逃げ捲るのが精いっぱいなる様子、説明責任を果たす何ぞの言い種は何時吐き捨てて終ったものやら忘れる位に遣らずのもの、基より、国会軽視と閣議決定に因る行政施策の指示で、国家政策遂行も遣りたい放題に適えば、野党等若造陣営の捻くれし顔何ぞは見なくて済む、とでも思っているのだろう、異邦人傀儡子宰相の安倍晋三、国民の一人また一人と増え続ける”反安倍政権”のシュプレヒコールすら聞こえぬ侭に、今年もまた暮れ様としているのである。

 北朝鮮問題(日本人拉致問題の解決と和平条約の締結等)や、ロシア連邦との間の永年に亘る係争事案(北方領土一括返還並びに和平条約の締結)同様に、今年もまた何等の進展も見せず暗礁に乗り上げた侭の状態に措いて平然とする傀儡子宰相安倍晋三政権、遣る気が在るのか無いのかは知らないが、言っている事と遣っている事とが此れ程に異なり、格差有る発言を平然として取って見せる総理大臣も珍しきもの、八年の歳月を掛け乍ら一歩たりとも課題解決に進展すら見せぬ安倍政権、此処まで来ると、何かしらの政治的欠陥が彼安倍晋三の元々には在るのだろうと疑われて然るべき筈なのだが、反社会組織として定着した観の有る自民党支持者ですら、誰一人として疑問符を呈さない様は空恐ろしき限りのもの、安倍政権をして固く信ずる、所謂、自民党支持者総数の三千万人国民は、真に日本民族であるのかが疑わしく思えても来るのである。

 米国大統領D.トランプをして、北朝鮮に因る拉致問題に巻き込み乍ら、基より、今直ぐにでも解決の道に至るであろう等と拉致被害者御家族には期待を強く抱かせて措き乍ら、或いはまた、(米国大統領の了解も取れたので)私が直接交渉に乗り出し、金正恩委員長との間に話し合いをする場を設ける等と、記者団に向かっても明言して措き乍ら、どれ一つとして実現した例など無きもの、基より、不条理要素の絡む外交問題にも在る以上一筋縄で解決に導く事が適う何ぞは期待外のものでもあるが、そうでは在っても、積極的に動く姿勢一つ見せぬ異邦人傀儡子宰相安倍晋三の外交活動は貧困を極めしもの、政権運営機関こそ八年と最長を誇りもするが、其れこそ中身貧しき傀儡子下に措かれし政権運営期間と言うもの、”B&A群”に手渡しされるシナリオのセリフを吐く演技さえ出来れば、馬鹿でも阿呆でも、誰にでも、”国家宰相職や自民党総裁職”は熟す事が出来る、と言う事では在る。

 此の年末に差し掛かり、最も気掛かりなる事は、安倍晋三政権の布いた消費増税の施行と景気浮揚策がともにぶつかり合うと言う見苦しい展開が待ち受けているであろうし、国民の広く隅々にまで亘るであろう景気浮揚感など当分の間は望めもしない事、また、其れに付け加えて言えば、傀儡子宰相安倍晋三が、日本外交の遣るべき事として真っ先に、D.トランプの顔色等気にせずに北朝鮮国に出向き、日本人拉致問題の解決を一、核廃絶問題やミサイル開発停止問題等に見通しを付けるべく協議、D.トランプが現に執り行う、北朝鮮国をしてダシにし続けた、所謂、D.トランプ流大統領再選の為の演技等に加担せず、日本国としての外交方針を決めたら、其の侭に動いて見せるべきでは在ったのだろうとの思いが、万度にして巡り来るのである。基より、現状の侭の米国(トランプ政権)より与えられしシナリオ通りに進めば、安倍晋三が俟ち望む事なのかも知れないが、日本列島にまたもやの黒い雨が、金正恩委員長の手に因って降らされないとも限らない可能性を強く残しさえするからではある。

 異邦人傀儡子宰相安倍晋三は、己の<主>として尊崇するシオニストユダヤ系大財閥資本家群の庇護と御加護の下に、まともなる日本民族をして完璧に騙くらかしては掌中にすら収めたと自負、同時に、心をも掴んだと錯覚さえしている様がありありと見え隠れもする昨今だが、其れこそが思い上がりに因る幻想の飛び交いに因ると言うもので、安倍晋三政権をして、日本民族が心から支持している訳では決して無く、安倍晋三に代わる、至極まともな自民党員が誰一人として居らずを表してもいるからで、飽く迄も、安倍政権が政治経済活動の基本と称え措く、所謂、己が<主>たる存在として据え置く米国との関係に於いて、日本国家社会経済に関わる”生殺与奪の権”が安倍政権の掌中にではなく、端的に言えば、”米国”そのものに何もかもが抑えられて終っている事で全く身動きが取れず、剰え、日本民族の多くが、安倍政権をして是とするかの如くに見える現状に於いても、其の実態としての、所謂、国民全般にとって、或る種の諦念ゃ迎合を選ぶ事なく本心を吐けば、必ずや、虚構としてでも築き上げ得た、(米国、漢民族中国に次ぐGDP世界三番目となる)現状の日本国家社会が、音を立てて崩れ去る(此れもまた錯覚なのだが)であろう事を、相当の割合で危惧しているからに他ならないからでは在る。物事須らく、米国をして怒らせるよりは、米国に言われるが侭、安倍政権の為す不条理政治をして黙過した方が、当たり障りが無く、食するのに困る事もまた無かろうとの判断が、強く働いている所為ではあるのだろう。

 戦後74年の中の、今年は其の一年でも在ったのだが、今年ぐらい重苦しく感じられた年は無かりしもの、特に国家社会をして条理に牽引すべき与党政治家(達)は、来年は、若しくは、五年後、十年後の日本はどうあるべきで在ろうか等の考える素振り一つすら見せず、己の為す不法性を問われれば、嘘は吐くは、白は切るは、逃げに逃げて説明責任は果たさないは、議会は軽視するはのオンパレード、また、20年度の国家予算に付いても”百三兆円越えの確定”は【閣議】にて決定したと、公式発表する始末、此の与党政治の何処が、議会制民主主義に基づくもので、基より、立憲君主制を基調とする民主自由資本主義に基づくものなのか、日本民族意識をかなぐり捨てて久しい異邦人傀儡子宰相安倍晋三に、問わなければならないのだろう。