日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆傀儡政治を打ち砕く、今は其の前兆かも知れない。

 私事の理解で恐縮だが、国家社会の仕組みに従う中での、所謂、糧を稼ぎし現役世代に在り続ける迄の間、日本国の社会体制(政体)は、紛う事無く立憲君主制に基づく議会制民主主義に基礎を措く国体をして堅持する法治国家である、と信じて疑わなかったが、現役退任後、此処十年近くの時間経過せし中での、不条理に蠢き続ける政体の揺れを見ていると、明らかに議会制民主主義は崩れかかり、基より、法治主義に基づく国家社会体制そのものには、遥か、其れ以前より疑念だけは頻出してもいたが、立憲君主制法治主義も議会制民主主義もともに、人間社会組織を構成する個々人が理性在る条理に基づき叡智を出し合い、具体的理念乃至は法則乃至ルールとして制定、乃至は、修正し規定して来ている以上、理念の表記と理念が要求する実践的行動に乖離が生じる場合があるのもまた已むを得ざる所だが、其れも限度の問題とする所、現在の安倍政権の取り扱う国会無視の万度にする行政措置乃至執権手法そのものをして見ていると、危うしき事態どころか空恐ろしさすら感ずるところ、即ち、我が日本国は、立憲君主制に基づく議会制民主主義に基礎を措く国体をして堅持する法治国家であると謳い乍ら、其の実体は、力(数)を基にした力在る者が権力をして取り仕切るだけの国家社会体制でしか無い、と言う事をまざまざと、異邦人傀儡子宰相に因る、嘘は吐く、白は切る、論点ははぐらかす等の常態的不条理行動を以って見せ付け、差し示してもいるのである。

 彼が、実は精神的に日本人籍を放棄しているが故に、国権を掌握してからは特に、嘘は吐く、白は切る、論点を外し続けては平然とする、更に言えば、総じての日本国民をして見下して何とも思わない、典型的な理念無き傀儡分子なのだが、其の様な彼をして本性をして全く見抜けずに敬い続け、八年にも跨る間、或いは、其れ以上にも上る期間、政党自民党のルール改正をして迄、総裁任期の再延長に動こうとする反社会組織自民党を現に率いる勢力の存在のある事は、自民党総裁ポストを今や遅しと俟つ者にとっては、じつに忌々しき事なのであろうが、現実的に見て、八年を経過した今も尚、総裁任期再々延長の可能性が消えずに残るのは、偏に、安倍晋三政権の下ではの前提条件で、<莫大なる政治資金>が自由奔放に飛び交い、而も、無尽蔵の如くに配られては回り続けているからであり、即ち、名も無く地盤も固まらず、非東大卒で非国家公務員出身の挙手起立要員たる自民党員の場合は、D.トランプ同様に次の選挙等に向けての”金が命”とする所、此の安倍政権の下では億単位の金が、平然として飛び交う事を露呈させた”河合事案”が、指し示してもいるのである。

 基より、特に安倍政権が国権を担う事になってからと言うもの、内閣府に配分される予算は相当の額に膨れ上がり、使用目的を定めずとも良い「官房機密費等」に関してのみ言えば、民主党政権時代の倍以上に膨れ上ってもいるで在ろう所から推し量っても、相当に際どい事を遣らかしてもいる自民党政治で在る事を教えており、即ち、不条理塗れの安倍晋三政権である事が同時に窺い知れる所である。

 IR問題での、現職自民党議員秋元司他の複数に対するガサ入れや事情聴取等や、不祥事に因り、前法務大臣や前経産大臣を辞任せし両大臣に関わる公選法違反容疑での調査等から始まり、自民党からの出馬予定議員河合案里(二階派)女史に対する1.5億円の振り込み問題にしても、諸々が在り過ぎて考えさせられる事ばかりだが、即ち、何故に海外企業から胡散臭い金を手にしていたのか、或いは、自民党本部から大金が振り込まれていたか等を、司法機関(検察)そのものは知っていたと言う事を知らしめてはいるもので、此れはどのように見ても司法府に因る自発的捜査で在り、勿論、自民党(員)内部から在ったタレこみが本で為された捜査で在ろうとは読み取れるもの、左すれば、何故、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三が、不条理にする諸問題(森友/加計疑獄、犯罪者解放疑惑、桜を見る会疑惑、IR法導入疑惑等々)を抱え続けている此の時期に、敢えて、司法府が政治の世界(主として行政府)に首と手を突っ込み、公に開示したのかとの疑念もまた募るのである。

 基より、行政府や司法府に従事する国家公務員は基より、立法府に籍を措く国家公務員(与野党政治家群を含む)等の中にも、傀儡政治を素にする現状国家社会不条理体制をして潔しとしない一大勢力が存在、即ち、立憲君主制下に措かれる日本の国体は、建て前では在ろうとも、議会制民主主義に基づく法治主義国家を基本とする条理在る国家であり、米国(並びに日本国以外の異国)への従属(隷属)を以って政治活動の基本条理とする、所謂、傀儡主義者や傀儡政治を忌み嫌い、基より、反社会組織たる与党自民党総裁安倍晋三政権の指南役たる<B&A群>の存在をして良しとせず、且つ、受け容れずとする者が、上述せし高級官僚群等の中にも少なくはなく存在しているからでは無いのかとの、淡い”希望”すら抱かせて呉れてはいるのだが、残念乍ら、明確に存在はするとの根拠は今のところ未だ持ち合わせてはいないが、然し、存在はするであろうと確信はする。即ち、あの、日本を駄目にした藤原一族本宗家の末裔を自負する、現財務大臣麻生太郎”で無いことだけは確かだ。