日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆日本民族にも”民族浄化”の兆しが、誰がもたらすのか。

 米国大統領D.トランプと、日本国の異邦人傀儡子宰相安倍晋三の二人だけが、賑々しくも、メディア界をして騒がせ続ける社会状況には在るが、他の国際社会が安泰下に措いているかと言えば、左に非ず、国際社会もまた別の形で騒々しく大人しからずをつくりしもの、大統領選を間近に控えて、プーチン政権史上最大の反政府反プーチンデモに遭遇するロシア連邦然り、また、大連立政権を再びにして打ち立てたものの、国政をして停滞させてはならぬ組閣が未だ組めず、政治不活動下の侭に措かれるドイツ連邦共和国然り、其れでも尚時間だけは制限を受けずに刻一刻と経過もしている国際社会、或いはまた、トルコ共和国の様に内戦をして選択する国も現れる等、即ち、国家を有しない史上最大級の民族とも言われ、トルコ国に一千百万人、イラン国やイラク国にそれぞれ五、六百万人、シリア国には三百万人の民族が居住する等々と、世界の十数ヵ国に散らばり居住する、人口の須らくを合わせれば、其の数優に三千万人にも及ぶとされる、国家を持たない民族、即ち、クルド民族が存在するのだが、其の彼等が、テロ集団とされる強大なる組織IS(イスラム国)に対する、シリア国やイラク国に於ける、米軍が主体となって押し進める、所謂、軍事的掃討作戦に参加、IS弱体化の主力すら担ったとも言われている彼等は民族なのだが、自国トルコ国の東部領域には一千百万人以上のクルド民族を抱え、トルコ国と隣接するシリア国やイラク国、或いは、イラン国等を合わせれば、斯かる領域内だけで其の数二千四、五百万人にも及ぶ総数を数えるとされるのが此のクルド民族、基より、トルコ国やシリア国、或いは、イラン国やイラク国と同様に、或いは、今では、我が日本国民を形成する、古に言う所の、蝦夷民族や熊襲民族、或いは、アイヌ民族と言う、其れこそが現日本列島に先住して住まいし人々と同様に、国家名を名乗る機会を持たなかった、或いは、持つ機会が偶々にして恵まれなかっただけの民族、其の存在が、トルコ国にとっては喉元に突き刺さった小骨の様に厄介で、且つ、のっぴきならない存在として眼前に立ち塞がり始めたのである。

 米軍等から武器弾薬を受けた其のクルド民族軍は、イラク国やシリア国で蛮勇を振るい続けたIS軍の殲滅に向け、イラク軍ともども米国軍の指揮に従い、重火器を以って戦い、IS軍の一掃に貢献するのと軌を一にするかの如くに、今度はトルコ国のエルドアン政権に睨まれたばかりか、イラク国の油田地帯でも在るキルクークに住まう、彼等クルド民族(軍)に対して、此れ以上に軍事的活躍(自立、独立を意味する)を望まないイラク国政府やトルコ国政府は、在ろう事か、IS国軍の劣勢状況に陥った現況を確認後直ちに、銃口をしてクルド民族軍に向け、実戦に付すると言う、おぞましい状況を展開し始めてもいるのである。

 日本国やロシアに於いてで在ろうとも、トルコ国やシリア国、或いは、イラク国やクルド民族集団に対してで在ろうとも、斯かる不条理下に晒された状況に在って、直接的若しくは間接的に、最も密接に連関し続けるアメリカ合衆国政府がどう考え、且つ、どう動いて来るのかが気になる処だが、当該中東アラブ領域と言う、所謂、教条主義を引っ提げては暗躍、不条理活動をして繰り広げるイスラエル国が、自国安全保障の遂行上、密接、且つ、微妙に絡む領域内の問題でも在れば尚更の事、イスラエル国にとっては敵の敵ともなるクルド民族が、シリア民族に引き続き民族浄化に晒される等は(時期尚早で在り)望まれてはおらずのもの、即ち、トルコ国やイラク国、或いは、イラン国等の民族群が先ずは生き残り、クルド民族が、シリア民族に続く浄化一掃の民としての憂き目に遭う等とはとても有り得ずのもの、左に在ればどうなるかだが、米国の遣る事、クルド民族に対して<クルディスタン独立国>樹立に誘導、二千五百万人クルド民族が中東アラブ諸国の広域に亘って現に居留する、所謂、形式上は母国たる、所謂、トルコ国やシリア国、イラク国やイラン国に対して領土割譲を迫り、米軍の支援、並びに、見えざる支援国イスラエル国の後押しを受けて、母国たる上記四ヵ国に揺さぶりを掛け続ける事にはなるのだろう。

 基より、斯かる状況をして速めに察知したイラク国は、国家社会体制未だ復興途上で、且つ、脆弱にして不十分なる中で、キルクーク県(油田工業地帯)を含むイラク国北部に元々から居住するクルド民族の台頭を怖れ、IS国が勢力低下したのを切っ掛けにした2017年末に、米軍より支援を受けし重火器の矛先をしてクルド民族に向け始めたのである。基より、クルド民族も負けてこそ居らず、米軍の諫めも在って大規模抗争には至ってはいないが、何れ抗争は激化する事必至とはなっている。斯かる現状に在って、イラク国同様の懸念に苛まれ始めたのがトルコ国のエルドアン政権、基より、クルディスタンに因る独立蜂起の懸念はイラク国より強く在り怖れる処となるもの、況してや、トルコ国東部領域に千百数十万のクルド民族を抱え、近々に在っては、真偽こそ解らぬが、散発的乍ら、クルド民族に因るものと言われる、所謂、トルコ民族に対するテロル行為もまた、起きても居れば、昨今の米国に対して、特に、有色人種群をして毛嫌いする白人至上主義者のD.トランプ政権に対して、疑心暗鬼を強く抱く様になったエルドアン大統領とは言え、上述せし恐れを強く持つのは自然の流れと言えば流れ、隣接国シリアに於いて米軍ともどもに活躍、IS国殲滅作戦と言い乍ら、ロシア連邦に支援されしアサド政権崩壊に向けての軍事要員ともなる、クルド軍の兵士達に照準を合わせ、トルコ空軍を使ってシリア国に侵入(シリア国の了解済み)空域より射撃を開始、其の一掃を目論み始めたのである。

 有色人種群に対する大規模民族浄化は、斯くして、大々的に始められもしているのだが、ややもすると、有色人種間の其れこそがおぞましき戦いで在るとして、仕掛けの<主体者>が一体誰で、何者で在るかが見えないとと言う人もまた少なくは無いが、此れこそが狡猾で知恵が働く者の為せる業と云うもの、日本民族北朝鮮民族をして悪しき仲として対峙させ、或いは、日本民族をして漢民族中国と対峙させ、機が熟し次第、核搭載ミサイルを以って相互撃ち込みを謀り、民族浄化に貶めるのは、やはり、異邦人傀儡子宰相たる安倍晋三が心酔し、且つ、尊崇する件の<主>、シオニストユダヤ系大財閥資本家群でしか無いのである。中近東アラブ諸国にも吹き荒れ始めた内戦を基にする嵐、此れこそが民族浄化の企図と実践そのものなのでは在るのだろう。