日本の歴史は日本人が創る

ヤマト民族日本人に“我れ蘇り”を希う

☆大国の発狂を招く前に、国際社会は鳩首協議を決断せよ。

 共産主義社会国家政体と言う政治的体制を全く異にし展開し乍ら、其れでも尚、民主自由資本主義共和国政体を自負して已まずの米国社会をして、主たる経済マーケットに標準を定め、且つ、経済的進出をも果たし得た事で国際社会にも進出し活動、民主自由資本主義政体をして共有する国際社会が執る規則や規律を大凡に於いて遵守、今や、斯かる経済産業分野に於いては遥か先に日本国を追い越し抜き去り、EU経済圏をも迫り抜き去ろう(抜き去った?)としている未完の大国”中華人民共和国”、経済産業分野に於いて、独り、比類なき地位に就き、且つ、実力も在り、後塵をして大きく引き離す国家アメリカ合衆国の前には如何なる国家も。或いは、如何なる連邦制国家群も連合体も、21世紀中に現れる事は無いであろろぅと見られて来たのも僅か十年前の出来事、今では、EU圏のみならず、米国経済圏をも射程内に収め、抜き去るのも時間の問題と看做され始めて来たのが此処二、三年の出来事ではある。基より、漢民族中国の事ではある。

 精神疾患著しい米国大統領D.トランプの国際社会への、マカロニウェスタンならぬ、図体のみデカい中身無きバイキングの様相を呈した、粗野にして荒々しくも在る登場と、国権のみ保持せし、思考力無き不条理政治の遣りたい放題で、経済的には追随する国家一つとして無くなった感も在る漢民族中国の、凄まじい迄の発展に因る、内政外交に関わる国家政策の高度にする推し進め、特に、国家軍事政策の急激にする押し進めと、外交的覇権政策の実践的布設拡大の成功で、国際社会の視線をこそ曇らせ、且つ、遮らせもして来たが、好事魔多し、米国の狂人大統領D.トランプの登場が織り成す、所謂、身勝手極まり無いルール無視の遣りたい放題の投網に、運悪く引っ掛かり、此れまた、民主自由資本主義政体をして共有する国際社会が執る規則や規律を大凡に於いて遵守し乍ら、結果、国際社会の雄を自負する米国をして追い抜く勢いで、経済的成果を上げ乍ら、と言う事は、「シルクロードの再構築」ならぬ「一帯一路構想」(国家戦略)を以って為す、政治的覇権戦略を布設し、成功させ様としていた矢先に、”待った!”を掛けられ、今や米中貿易戦争として拡大、終息に至る目途のたたぬ泥沼状態化の様相すら呈し始めても来ているのである。

 基より、高い経済力を備え、且つ、商魂逞しい漢民族中国独りが決して悪い訳では無く、基より、貿易収支に於いて、真っ赤っかの赤字のみを残し続けるアメリカ合衆国のトレーダー達もまた悪いと言う訳でも勿論無く、結論を先に言うと、米国の国家政策を形創るべき連邦議会の議員(上下両院議員)達の社会正義の顕現に関わる実現力が、国家社会制度上も、また、文化的にも全く欠落しているからであり、或いはまた、民主自由資本主義社会体制をして共有し国体とする数多くの国々の、其の指導的人物群に因る、資本主義に関わる、歪みやゆがみが有れば(生じれば)、国際社会間(国連)で一致協力し結束を図り、即刻にして為すべき新たなルールの敷設や修正、乃至は、変更や罰則等に関わる、何処の国々も率先しては為す、主導的人物群が実体として欠落して不在に在る事と、或いは、金持ち喧嘩せずか、”触らぬ神に祟り無し”として黙って見過ごしている事で、我が国さえ被害を被らなければ、他国同士がいがみ合おうが、不条理なる戦争紛いの行動に陥っていようが、軍事大国に因る複数の国に対する、所謂、理不尽にする経済的制裁が加えられるのを黙過したり同調したりの、言わば、他の国々に対してもまた同様の経済的制裁を加えるべくの同意(圧力)を求められては従うで在るとかの、所謂、軍事大国の意向に沿うしか成す術知らずの国々の多さが、何にせよ不条理の素となり、悪の因となっているのである。米国の様に、曰く因縁有りの古き制度をして後生大事に持つ事で、政治制度的にも異常な国家米国が、軍事力を片手に大手を振って闊歩する事が赦されても終う二十一世紀ともなっているのである。

 元々が、武器や航空機等の主要産業を除く他、チマチマとした商品を作る等の、貿易(収支)で稼ぐのを辞めたと言い、金融や証券、或いは、資本等の、所謂、貿易外(収支)で、二十一世紀アメリカ合衆国の生業とすると宣したのが誰在ろう、他ならぬアメリカ合衆国で在り、レーガノミックスを以って大統領職に出陣した、R.レーガン大統領其の人では在ったのである。基より、完全に実業から手を引くと迄は言って居らずの所から、米中間では無く、当時の日米間で炸裂した貿易戦争は、産業のコメとまで言われていた”ICチップ”製造で世界有数の生産国に伸し上がった日本企業群に待ったが掛けられ、遂には、米国の顔色を窺い乍ら数量規制や、製造権利(特許等)の手放しも強要される等にも至っているのである。基より、要らぬ邪魔が入らなければ、今頃は、iphoneや主要電子機器等々で、日本国企業は他国の追随を許さぬ程の生産者とはなってもいたのだろう。勿論、其れで良かったかどうかは別問題では在る。

 斯くして、日米貿易戦争は戦端を開こうとしていたのだが、戦わずして全面降伏、日本が引き下がり、つまりは日本がホールドアップして全面譲歩、花開こうとしていた<IT産業>全体をして米国に譲ったばかりか、其れこそがホールドアップした事で、要らぬ、米国の原子力産業(主として発電事業)をも押し付けられる破目をこそ託つ事にはなるもので、悔いの残る間尺に合わずの政治折衝其の結果ではあるが、米国の隷属下に措かれていればの為せる業ですら在るもの、一方、現下の、「米中貿易戦争」に在っては、其の様な妥協を以って為す安易なる一方的決断は(漢民族中国にとっては)為し得ずのもの、何と言っても、米国と中国と言う、其れこそが政体の全く異なる、他人の言う事など聞いた例も無く、特に、国民自体が狡猾的乍ら頭が良く、且つ、貿易戦争の前例として、日米貿易戦争と其の理不尽にする行方すら漢民族中国の頭脳にインプットされてもいれば、唯我独尊の国同士が戦い続ける其れは商取引を巡る争い、下手まごすれば、貿易戦争どころか、老々クマ同士の”利益/エサ”をめぐる、取っ組み合いの喧嘩と成り兼ねずのもの、恐らくは、狂人大統領を擁する米国の、国際経済慣行破壊を以って一歩も譲らず、基より、破壊するだけ破壊して、勝ち誇って見せる積もりであろうが、凶暴なる老テディーベアーを押し立てて臨んだ取っ組み合いの喧嘩で、大きく痛手を被るのが他ならぬアメリカ合衆国、と言う事にも成り兼ねないのである。

 勿論、共産主義社会国家中華人民共和国<中国>にとっても、精神疾患著しいUSA大統領に全面降伏すればどうなるか位は予想は付こうと云うもの、勿論、米国大統領選が待ち受ける残る一年猶予とプラスαの期間をして、耐え忍んで待ち受ける事が出来、且つ、何処に転んだにせよ、国家中国は対処し得るかと言うことにもなるが、邦貨換算何十兆円にも上る国防予算を年次毎に計上出来ている国家中国ですら在れば、二年や三年遣って遣れぬ事など無きもので、国防部隊百五十万人の人件費すら賄えれば済むもの、勿論、其れだけ利益が出ていた事を現わしてもいれば、狂人大統領を擁して外交に臨むアメリカ合衆国にとっても、漢民族中国をして叩きたくもなろうと言うもの、出る杭は打たれるとは此の様な事を指して言うのである。

 異邦人傀儡子宰相安倍晋三自民党員が、永年に亘り、傀儡国政をして布く事で、斯くも膨大な借金漬けの国家予算編成で国家国民の手足を縛り続け、剰え、自由なる行動や施策が全く効かずの中で、のた打ち回り始めてもいる日本国家社会には有るが、基より、漢民族中国社会は戦前に於いて、白人諸国から散々なる目に遭わせられても居れば、日本と同じ轍を踏む事は二度と無く、此のままギブアップせずに、”目には目を歯には歯を”を以って突き進む事にもなるのだろうが、基より、其れは賢明なる判断と言うもので日本も被る影響大とするところでは在るが、「目には目を」に代わる「狂人には狂人たる」対応で、「歯には歯を」に対しては「関税アップには関税アップ」を以って対処、中国はその間、民主自由資本主義国家社会との間に鳩首協議(主要国の賢人為政者を集めた中で)を持ち、新たな資本主義社会創りの為のルール改正、並びに、政体造り等を推し進めても良いのであろう。

 精神疾患著しい軍事大国大統領のツルの一声で、国際社会に流れし経済活動が変調を来たしたり、跡形も無く粉微塵にされたり、争い事が勃発したり、経済的弱者たる国家群に餓死者が出たり等望ましくも無ければ、政体を違えての資本主義の個別的成就に関わるルール創り、並びに、罰則造りは必要不可欠にする課題とはなるもの、急がなければなるまい。